以下の依頼が知人から来ました。アンケートへのご協力、拡散を宜しくお願いします。
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「香りの被害についてのアンケート」ご協力のお願い
近年、柔軟剤などの香りによる健康被害を訴える人が増加し、「香害」が知 られるようになりました。2017 年、日本消費者連盟が電話相談「香害 110 番」 を実施したのをきっかけに、これまで同じ問題意識を抱えていた各地の市民団 体が協力し「香害をなくす連絡会」を立ち上げ、行政などへの働きかけを行って きました。そしてこのほど、香害をより広く社会に周知するために、香り被害に ついてのアンケートを実施し、実態を調査することにしました。この結果をもっ て関連省庁やメーカーへの要請をより進めていきたいと思います。 つきましては、一人でも多くの皆さまにアンケートにご協力いただきたいと 思います。お知り合いの団体、生協などにお声をかけていただければ幸いです。 アンケートはウェブと紙媒体の両方で実施する予定で、アンケート回収の締め 切りは3月末とさせていただきます。 なお、ご協力いただきました皆さまには、日本消費者連盟のホームページで集 計結果をご覧いただく予定です。お手数ですが何卒よろしくお願いいたします。
アンケート実施団体:香害をなくす連絡会 日本消費者連盟、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、有害化学物 質削減ネットワーク、化学物質過敏症支援センター、香料自粛を求める会、 日本消費者連盟関西グループ、反農薬東京グループ
アンケート回収締切:2020 年 3 月末
アンケート送り先:日本消費者連盟(郵送、FAX、e-mail いずれも可)
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田 1-9-19-207
Tel:03-5155-4765 Fax: 03-5155-4767
Mail:office.j@nishoren.org
★WEB 版アンケートはこちら→<https://bit.ly/2Q3BWMS>
<アンケート本文>
私は2007年に産業医から「合成香料アレルギーで微量でも症状が出る」と言われました。最近のテレビで良く宣伝されている強い臭いの長続きする柔軟仕上げ剤の人と出会うと(極端な場合は姿が見えなくてもその残り香で)、喉や気管支が痒くなり咳が出たり頭痛や体が異常にだるくなったりします。その他、視覚や聴覚にも異常が出て脳梗塞ではないかと思った事もあります。 この症状は化学物質過敏症の一種と言われており、柔軟剤以外にもいろいろな物で起こりますがまだ十分解明されていないのと周知されていないので、気がつかない方も多いのではないかと思います。私は化学や医療の専門家ではありませんが、起こった事をありのままに伝えて、同じような症状に悩んでおられる方々の理解の助けになればと思います。
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2019年12月30日月曜日
2019年12月10日火曜日
つくばエクスプレス、新幹線等のPM2.5,PM10測定と顕微鏡観察
中学校のクラス会で実家に帰省するので、リュックに計測器をぶら下げて電車の中や住宅街、料亭内、墓地、実家の微粒子を測定してみました。合わせて往路は微粒子を電子顕微鏡用両面テープで収集し、顕微鏡で微粒子の内容を調べてみました。
測定日:2019年11月12日(火)~13日(水)
測定器:①ラトックシステム(株)製 Bluetooth エアクオリティ モニター
REX-BTPM25V (1号機) 5分間隔の自動測定に設定
②斉藤光学(株)製 PC Microscope SKM-S31B-PC (VOC研究会より借用)
LED光源に拡散フィルムを追加
<経路と結果の概要>
全般的に人が多い所はPM2.5やPM10といった微粒子の濃度が高い。そして、早朝は低く夜は高くなり、人の活動に伴って大気中に蓄積される。これらの微粒子を収集して顕微鏡で観察すると、ほとんどが柔軟剤や洗剤の香りを長持ちさせる為の香料マイクロカプセルと思われる物が観察された。衣類から剥がれて空中を飛び、香りを長続きさせる特性を持ち、分解が遅く環境に蓄積するのが問題である。
特に下りでつくばエクスプレス六町駅を過ぎた地下走行中に空調が入った時、PM2.5が132㎍/㎥、PM10が131㎍/㎥、と大きな値を記録したのが問題である。この辺りは以前有毒ガス検知器でイソシアネート濃度がアラームレベルになった地点です。
<①自宅↔駅>往復
・出発日は早朝6時台で住宅密集地の自宅はPM2.5が42㎍/㎥とやや高いが、駅の近くでは34㎍/㎥と下がる
・帰りは夜8時台でPM2.5は駅を出た直後58㎍/㎥と高く、途中マンション前で更に上がり60㎍/㎥に達し、自宅前では52㎍/㎥とやや下がる
<②つくばエクスプレス>データは往復、写真は往路のみ
・往路は三郷中央の地下から出た所でPM2.5が51㎍/㎥、PM10が50㎍/㎥のピークとなった
更にその先、青井手前の地下走行で空調が入った時にPM2.5が83㎍/㎥、PM10が87㎍/㎥と異常な値が出た。
この辺りは以前、イソシアネート測定で何度もピークが出た地点でもある
マイクロカプセルは原形を保っている物から破裂してバラバラになった物まで見られる
・復路では、混雑した車両に乗車してから高い値が続き、特に南千住で空調が切れた時にPM2.5が94㎍/㎥、PM10が100㎍/㎥のピーク、六町を過ぎて空調が入った時にPM2.5が132㎍/㎥、PM10が131㎍/㎥のピークで異常な値となった。
①原形を保っているマイクロカプセル(つくばエクスプレス 守谷→秋葉原間)
②本体が割れている(つくばエクスプレス 守谷→秋葉原間)
③本体がばらばら(つくばエクスプレス 守谷→秋葉原間)
<③東海道新幹線>東京↔名古屋往復(写真は往路のみ)
・座席での測定では折り返しの度に清掃され、また空調が各席に有るおかげかPM2.5、PM10共に30㎍/㎥台を越えることなくそれほど高くないが、ホームやトイレといった人の密度が高い所では高くなり、復路の混雑したホームではPM2.5が47㎍/㎥、PM10が51㎍/㎥を記録した。
マイクロカプセルは原形を保っている物から破裂してバラバラになった物、中から放出されたと思われる非常小さなカプセルまで見られた。
①原形を保っているマイクロカプセル(東海道新幹線 東京→名古屋間)
②本体が割れている(東海道新幹線 東京→名古屋間)
③本体がばらばら(東海道新幹線 東京→名古屋間)
<④中央本線>名古屋→勝川(写真は料亭迄の徒歩を含む)、春日井→名古屋
・車中ではそれほど高くないが、駅のホームや乗換通路でやや高くなっている。
マイクロカプセルの形状は新幹線では見られなかった形状(写真1枚目)が見られた。柔軟剤や洗剤の品種の違いだろうか?
①原形を保っているマイクロカプセル(中央本線 名古屋→勝川、料亭まで住宅街を徒歩)
②本体が割れている(中央本線 名古屋→勝川、料亭まで住宅街を徒歩)
③本体がばらばら(中央本線 名古屋→勝川、料亭まで住宅街を徒歩)
<⑤料亭の個室内~潮見坂平和公園墓地→実家まで徒歩>
・料亭内では食事中に1回PM10のピーク59㎍/㎥が有る。測定器は自分の席と反対側の荷物置き場においておいたので、その近くを通った人(恐らく柔軟剤使用)から発生したと思われる。(自宅でも外で汚染されたズボンを動かした時にこの様な現象を経験している)
・料亭から墓地の徒歩ではPM10が40㎍/㎥とやや高いのが2か所あるが、戸建ての住宅街と墓地手前の花屋と思われる。
・墓地の中
夕方で何処にも人影が見えない広大な墓地だが、 PM10がトイレで43㎍/㎥、墓地に至る通路で46㎍/㎥と高い。実家の墓石の所ではPM10は37㎍/㎥に下がるが、ほとんど人が来ない所にしては予想に反し高い。
・墓地から実家(徒歩)
墓地を出て25分位歩いた戸建ての住宅街でPM2.5が50㎍/㎥、PM10が52㎍/㎥と共に高い。また、全般的にPM2.5、PM10共に40越えの高めの値となっている。
<⑥実家内と実家→駅>
・実家では動いた時と布団を敷いた時に、自分に途中で付着したカプセルが飛び散った可能性が有る。
・実家から駅までは一旦人家の無い所を通り、住宅街に入るが、ずっとPM2.5、PM10共に40㎍/㎥を越えていて汚染が広がっている。
測定日:2019年11月12日(火)~13日(水)
測定器:①ラトックシステム(株)製 Bluetooth エアクオリティ モニター
REX-BTPM25V (1号機) 5分間隔の自動測定に設定
②斉藤光学(株)製 PC Microscope SKM-S31B-PC (VOC研究会より借用)
LED光源に拡散フィルムを追加
<経路と結果の概要>
全般的に人が多い所はPM2.5やPM10といった微粒子の濃度が高い。そして、早朝は低く夜は高くなり、人の活動に伴って大気中に蓄積される。これらの微粒子を収集して顕微鏡で観察すると、ほとんどが柔軟剤や洗剤の香りを長持ちさせる為の香料マイクロカプセルと思われる物が観察された。衣類から剥がれて空中を飛び、香りを長続きさせる特性を持ち、分解が遅く環境に蓄積するのが問題である。
特に下りでつくばエクスプレス六町駅を過ぎた地下走行中に空調が入った時、PM2.5が132㎍/㎥、PM10が131㎍/㎥、と大きな値を記録したのが問題である。この辺りは以前有毒ガス検知器でイソシアネート濃度がアラームレベルになった地点です。
<①自宅↔駅>往復
・出発日は早朝6時台で住宅密集地の自宅はPM2.5が42㎍/㎥とやや高いが、駅の近くでは34㎍/㎥と下がる
・帰りは夜8時台でPM2.5は駅を出た直後58㎍/㎥と高く、途中マンション前で更に上がり60㎍/㎥に達し、自宅前では52㎍/㎥とやや下がる
<②つくばエクスプレス>データは往復、写真は往路のみ
・往路は三郷中央の地下から出た所でPM2.5が51㎍/㎥、PM10が50㎍/㎥のピークとなった
更にその先、青井手前の地下走行で空調が入った時にPM2.5が83㎍/㎥、PM10が87㎍/㎥と異常な値が出た。
この辺りは以前、イソシアネート測定で何度もピークが出た地点でもある
マイクロカプセルは原形を保っている物から破裂してバラバラになった物まで見られる
・復路では、混雑した車両に乗車してから高い値が続き、特に南千住で空調が切れた時にPM2.5が94㎍/㎥、PM10が100㎍/㎥のピーク、六町を過ぎて空調が入った時にPM2.5が132㎍/㎥、PM10が131㎍/㎥のピークで異常な値となった。
①原形を保っているマイクロカプセル(つくばエクスプレス 守谷→秋葉原間)
20191115183320 1000倍 |
20191115193013 1000倍 |
②本体が割れている(つくばエクスプレス 守谷→秋葉原間)
20191115174658 1000倍 |
③本体がばらばら(つくばエクスプレス 守谷→秋葉原間)
20191115192035 1000倍 |
20191115192241 1000倍 |
<③東海道新幹線>東京↔名古屋往復(写真は往路のみ)
・座席での測定では折り返しの度に清掃され、また空調が各席に有るおかげかPM2.5、PM10共に30㎍/㎥台を越えることなくそれほど高くないが、ホームやトイレといった人の密度が高い所では高くなり、復路の混雑したホームではPM2.5が47㎍/㎥、PM10が51㎍/㎥を記録した。
マイクロカプセルは原形を保っている物から破裂してバラバラになった物、中から放出されたと思われる非常小さなカプセルまで見られた。
①原形を保っているマイクロカプセル(東海道新幹線 東京→名古屋間)
20191116103551 1000倍 |
20191116112331 1000倍(中央にマイクロカプセル、両面テープの端面も写っている) |
②本体が割れている(東海道新幹線 東京→名古屋間)
20191115211456 1000倍 |
20191116112030 1000倍 |
③本体がばらばら(東海道新幹線 東京→名古屋間)
20191116095326 1000倍 |
20191116103405 1000倍 |
<④中央本線>名古屋→勝川(写真は料亭迄の徒歩を含む)、春日井→名古屋
・車中ではそれほど高くないが、駅のホームや乗換通路でやや高くなっている。
マイクロカプセルの形状は新幹線では見られなかった形状(写真1枚目)が見られた。柔軟剤や洗剤の品種の違いだろうか?
①原形を保っているマイクロカプセル(中央本線 名古屋→勝川、料亭まで住宅街を徒歩)
20191116145451 1000倍 |
②本体が割れている(中央本線 名古屋→勝川、料亭まで住宅街を徒歩)
20191116124942 1000倍 |
20191116150650 1000倍 |
③本体がばらばら(中央本線 名古屋→勝川、料亭まで住宅街を徒歩)
20191116183548 1000倍 |
20191116184427 1000倍 |
<⑤料亭の個室内~潮見坂平和公園墓地→実家まで徒歩>
・料亭内では食事中に1回PM10のピーク59㎍/㎥が有る。測定器は自分の席と反対側の荷物置き場においておいたので、その近くを通った人(恐らく柔軟剤使用)から発生したと思われる。(自宅でも外で汚染されたズボンを動かした時にこの様な現象を経験している)
・料亭から墓地の徒歩ではPM10が40㎍/㎥とやや高いのが2か所あるが、戸建ての住宅街と墓地手前の花屋と思われる。
・墓地の中
夕方で何処にも人影が見えない広大な墓地だが、 PM10がトイレで43㎍/㎥、墓地に至る通路で46㎍/㎥と高い。実家の墓石の所ではPM10は37㎍/㎥に下がるが、ほとんど人が来ない所にしては予想に反し高い。
・墓地から実家(徒歩)
墓地を出て25分位歩いた戸建ての住宅街でPM2.5が50㎍/㎥、PM10が52㎍/㎥と共に高い。また、全般的にPM2.5、PM10共に40越えの高めの値となっている。
<⑥実家内と実家→駅>
・実家では動いた時と布団を敷いた時に、自分に途中で付着したカプセルが飛び散った可能性が有る。
・実家から駅までは一旦人家の無い所を通り、住宅街に入るが、ずっとPM2.5、PM10共に40㎍/㎥を越えていて汚染が広がっている。