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2024年5月16日木曜日

長持ちする香りの仕組み:なかなか取れなくて突然自爆するマイクロカプセル

  最初はプレゼンの表紙>最後の姿

マイクロカプセルが自爆して中から数㎛以下の極小カプセルを放出している所です。

この大きさだと、無風状態では1日以上大気中に浮遊すると言われています。

私達は知らない間にこれらを吸い込んで、肺に入ったり、目に入ったり、髪の毛や皮膚に付着しています。高濃度の暴露を受けていることになります。













以下、付着から自爆迄の経過を画像で追います。

<最初に付着した時>

人の多い沼へ白鳥やカワセミの撮影に出かけた時、メガネ(プラスチックレンズ)に付着したマイクロカプセルを1,000倍で撮影した画像です。













レンズクリーナーで拭いても油分は取れますが、マイクロカプセル自体は取れません。














再度レンズクリーナーで拭いても取れませんでした。













キムワイプで拭くと一見綺麗になりますが、PCマイクロスコープで見るとまだ残っています。


再度、レンズクリーナー、キムワイプで拭いてもまだ残っています。


大きなカプセルが白濁し始めた















約3ヶ月で自爆しました。

一番大きなカプセルが割れて、中から数㎛以下の極小カプセルを大量に放出しています。