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2015年9月12日土曜日

鬼怒川決壊と合成香料アレルギー(化学物質過敏症)

 ずっと雨続きで、昨日からやっと天気が良くなってきました。

 昨日・今日と早朝ウォーキングの時には、鬼怒川決壊の救助に向かう緊急自動車の車列がけたたましくサイレンを鳴らしながら通るのを見ました。また、昨日昼間は上空を多数の救助ヘリコプターが飛び交っていました。どうか救助を待つ人々が無事早く救助されますように。

 今朝8時半頃に用事で家を出ると、家の玄関の外から広い道路に出るまでほとんど途切れることなく柔軟剤の臭いが続いています。最初は暑いのでVOC対策の特殊活性炭マスク(簡易防毒マスク)をしてなかったのですが、喉が痒くなり、目に沁みて涙が出てきました。遊歩道の途中で数十m先を歩く女性の臭いも酷く、風上の方に逃げました。途中で仕方が無いので、暑いけどマスクを付けました。

 用事を済ませての帰りは、自宅に入るまでマスクを付けっぱなしでしたが、自宅近くでは活性炭マスクをしていても臭いが抜けてくる強烈な所がありました。

 今回の外出で、我々合成香料アレルギー(化学物質過敏症の一種)の者は、万一の時でも避難所にはとても入れないのを覚悟しなければならないと思いました。こんなにあちこちで強い柔軟剤の臭いがしては、避難所にその様な人たちと一緒になったら、とんでもない事になってしまいます。
 せめてビバークテントでも持って、避難所の外の新鮮な空気の所で過ごすしかないかな。いや、水や食料の配給を受けに並ぶのも、近くに強烈な臭いの人が居たら困難です。

 実際、町内の防災訓練に参加し、二回続けてその後寝込みました。1回目は風上から流れてくる臭いで咳き込み、目に沁みて涙が溢れて、家に逃げ帰りました。その後気分が悪くその日は寝込んでました。二回目は、臭いを避けて少し離れた位置に居たのですが、帰ると気分が悪くなり、寝込んでしまいました。今年は懲りて、訓練には参加しませんでした。

 どうしてあんなに強い臭いが必要なんでしょうか?すれ違った時にほのかに匂う位なら我慢できますが、何十mも離れてもまだ臭うのは異常です。

 

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