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キンモクセイの花 |
この匂い(気体)はせいぜい隣家の途中位までしか感じませんが、柔軟剤の臭いは数十メートルから百メートル近くも感じます。
また、キンモクセイの匂い(気体)はそこを通ってもずっと体に付いてくる事はありませんが、柔軟剤の臭いは保育園から帰ってきた孫やスポーツジムから帰った妻にくっついてきます。
この秘密を知りたくて、柔軟剤をしみ込ませた布を以前デジカメで撮影して拡大し、何かキラキラ光る物が付いているのを見つけました。
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アクリル繊維に付いた柔軟剤の香料カプセル |
今日はデジタル顕微鏡を借用する機会がありましたので、前回デジカメで光る点にしか見えなかったのを千倍で見てみました。
左の写真の様に丸い粒の中に更に小さなつぶつぶが沢山入っているのが見えます。
千倍でも小さいので、ここでは画像処理で拡大しています。
↓香料カプセルがはじけると
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香料カプセルがはじけた残骸と思われる |
また、こちらの様に破裂した風船の様な物も見られます。これは上の香料カプセルがはじけた残骸ではないかと推定されます。中の小さなつぶつぶは飛び散って空中を飛んで行ったのでしょうか?
そして、誰かにこの沢山の粒を吸わせて匂いを感じさせたのでしょうか?
これだけ小さいとPM2.5として肺の奥深くに入って効率よく(何かの文献で見た記憶だと85%位の効率で)吸収され血液に香料やカプセル剤が入り込む可能性は無いのでしょうか?
化学物質の分解が得意な人は大丈夫かもしれませんが、一部の分解が遅い人は、香料成分やカプセル成分が体に溜まり、色々な症状が出るのではないでしょうか?受動喫煙よりもっとひどい状況だと思いませんか?