2019年2月25日月曜日

夜中に喉が痛く頭痛で目覚める

 夜中に頭痛や喉が痛くて目が覚める時が有ります。ひどいときは喉(鼻の奥)から出血している時も有ります。この様な時にSpO2(酸素飽和度:パルスオキシメータの測定値)が95とかひどいときは90に低下しています。

 昨夜も2時過ぎに喉が痛くて目が覚め、外気のTVOC(総揮発性有機化合物)を見ると1,000ppbで測定器は2台とも上限を越えて飽和状態でした。この時、雲の隙間から月が見えて雨は降らず、臭いも有りませんでした。

 今朝5時に起きると頭痛がして喉も痛い状態でSpO2を測ると96で正常値の下限でした。晴れて無風状態で臭いは感じませんが、TVOCは相変わらず1,000ppb越えで測定器は飽和しています。
(注)1,000㎍/㎥=250ppbv(100の平均分子量を仮定)

 9時少し前に朝食の後片付けをしていると、腰が痛くなり気持ちも悪く脚が痒く少し寝ることにしました。体調の悪い時はいくらでも寝られます。

 10時半過ぎに目が覚めて外を見ると晴れており、TVOCは下がり始めていました。少し気持ちの悪いのも治ってきたので、外に出ない様にして過ごします。今度はPM2.5とPM10が上昇し、乾き始めた洗濯物からマイクロカプセルが大量に飛んでいると思われます。

 昨夜からのPMとTVOC測定値は以下の様になります。24日の夜は天気予報で雨が降る可能性が有ったので、一旦玄関の中へ測定器を台ごとしまい、25日の2時20分に外へ出しました。TVOCの異常状態はずっと続き、9時過ぎになってやっと下がり始めています。

 今晩もまた夕方からTVOCが上がり始めました。家の周りを歩いてみると、強い匂いの柔軟剤を使っているS家の北側(台所や風呂場)から強烈な臭いが出ていました。この様な家が我が家の周りに十数軒有ります。

 今日は早く寝て、明日は朝早く栃木県の山の方へ逃げ出す事にします。

2019年2月21日木曜日

臭わなくても雨の日は大量のマイクロカプセル破片が飛散し危険

 以前、有毒ガス検知器SPM Flexを持ち歩いて東京へ出かけた帰り、激しい雷雨で最寄り駅で雨が小降りになるのを待っていました。雷は収まって雨も小降りになったので、雨の中を測定器に雨が掛からない様に注意しながらイソシアネート測定をして帰った事が有りました。

 ところが、土砂降りの後にも関わらず、以下の様に0.6~0.7ppbのイソシアネート(TDIとして測定)が検出されました。
以前、激しい雷雨後の雨が降っている中を歩いたイソシアネート測定データ





















 そこで、雨の降っている最中やその後でもイソシアネート発生源であるマイクロカプセルが飛んでいるのではと、PM2.5とPM10の測定をし、顕微鏡でも飛んでいる粒子を観測してみる事にしました。

1.PM2.5、PM10を測定器で測定(1,2号機の2台で測定)
雨が降るとマイクロカプセルの飛散が増加する
その後晴れて気温が上昇すると更に増加する





















雨が降るとマイクロカプセルの飛散が増加する
その後晴れて気温が上昇すると更に増加する






















2.雨が降っている時に飛散している微粒子を顕微鏡で観察
(記載無き画像の倍率は光学1,000倍Xデジタルズーム3倍で3,000倍です)
 雨の時はマイクロカプセルが激しく壊れて飛んできている様です。晴れている時の様に破裂していない親カプセルは見つかりませんでした。
ばらばらに崩れたマイクロカプセル
内容物や子カプセルが見られる























小さい物は1μかそれ以下の子カプセル























中の香料を放出して中心部が空になったマイクロカプセル






















多数の子カプセル















































































































大きなマイクロカプセルの内容物とそこから放出されたと思われる子カプセル






















上の画像の倍率を下げて1,000倍にした
カプセル内容物の周りに子カプセルがきれいに並ぶ