仕方がないので、息苦しいですが活性炭のマスクをしてやっと咳が治まりました。
妻はスーパーの買い物中に他人の柔軟剤成分を着衣や髪の毛に貰ってきた様です。
柔軟剤の香りを長持ちさせるのに数十ミクロンのマイクロカプセルという主にポリウレタンとかポリウレアで出来た(特許にこれらの材料が一般的に望ましいと書かれている)殻の中に香り成分を入れています。さらにその中にまた小さな香り成分を入れた数ミクロン以下のカプセルを入れた物もあります。
テレビで良くこすって香りを出すシーンが有りますが、こすれたり熱や汗・水分等でカプセルが破裂して香りを出しますが、局部的に高温になりカプセルの成分が分解してイソシアネートという猛毒のアレルギー物質が発生することが知られています。
実際に有毒ガス検知器でイソシアネートを測定しながら柔軟剤処理し布に刺激(こすったり、もんだり、体温程度に温める)と数分間イソシアネートが発生するのが観測されました。
我が家に飛んできたマイクロカプセルを顕微鏡で観察中に破裂するのも観察できました。その時の破裂前後の写真です。3,000倍(光学1,000倍をPCで更に3倍に拡大)
破裂前 2018.09.05 18:33:03 |
我が家に飛んできた柔軟剤の香りのカプセルと思われる物です。
このような物が空気中を飛び交っています。
観測中に突然画面を何かが横切って飛んで行きました。
その後は、下の様に中から液体様の物と小さなカプセルが出ているのが見られました。
破裂後 2018.09.05 18:34:27 |
妻の衣類や身体(主に髪の毛)にくっついた香りの正体は上の写真のような繊維から剥がれて飛んできたマイクロカプセルか、それとも匂いを出して破裂した下の写真のような中身が飛んでくっついていると思われます。
香りのマイクロカプセルが頑固に繊維にくっついて剥がれなければまだ良いのですが、このように剥がれて空中を飛んで他人にくっつくのが大きな問題です。さらにマスクをしていないと私たちの呼吸と共に吸い込まれている事にもなります。
破裂して飛び散った内容物も私たちが吸い込んでいる事になります。特に下の写真のような小さな粒々は数μから1μ以下の物もあり、吸い込むと肺の奥深く入り込んで血液にも入り込むと医師が言っています。これらのプラスチックや合成香料の原液は血液中をめぐりどうなるのでしょうか?