今日は緑内障の検査で地元の総合病院へ歩いて行きます。病院の待合室は柔軟剤の強い臭いが立ち込めて、私は活性炭のマスクをしないと咳き込んでしまいます。
この咳の原因は、イソシアネート以外にも柔軟剤処理された衣類から飛び散って空気中に飛散しているマイクロカプセルとそのかけら臭いので、それらを捕集して顕微鏡で観察してみます。
とは言っても、相手は透明な物で一工夫しないと見つけられません。黒い艶消し紙の上にネバネバした両面テープを貼って、それにくっつくマイクロカプセルを観察します。 色々試していますが、今のところこれが一番確実です。但し、顕微鏡で見る時に粘着剤も一緒に見えてしまい、見辛い欠点が有ります。
写真の様にカバンに付けた両面テープの大きさは8mmX20mmの小さな物です。これを2個作っておいて、1個は剥離紙を剥がさないで、ブランクチェック(観測時の他からの汚染チェック用)とし、もう1個は病院に入る時に剥離紙を剥がし、会計が終わった後にサンプル菅に入れて汚染が進まない様にします。
カバンに捕集用の両面テープ付紙をテープ止め |
顕微鏡で観察 茶色の瓶はサンプル菅 |
ブランクチェックしたら、始めた時は何も見えなかったのですが、見ていくうちにカプセルが所々見えて段々と増えて来たように思います。顕微鏡で見ている室内も汚染されてカプセルが飛んでいる様です。直前に妻が外から取り込んだ洗濯物を近くに置いたので、その影響が大きいかも知れません。私は洗濯物を畳んでいると時々咳き込みます。
<顕微鏡の画像>
記載無き倍率は光学1,000倍Xデジタルズーム3倍=3,000倍
画面の横方向いっぱいで108μです。
顕微鏡観察時に外から入り込んだマイクロカプセルが混ざっている可能性が有ります。
正確に評価するには、クリーンルーム内で清浄な人が行う必要が有ります。それほどマイクロカプセルによる汚染は深刻な状態です。
TVコマーシャルでは柔軟剤が香る所は花びらの様に表現されていますが、実体はこの様な物が空中にたくさん飛んでいます。カプセルの殻は恐らくプラスチックで、崩壊で猛毒のイソシアネートを発生するポリウレタンと思われます。私たちはこれを有無を言わさず吸わされている訳です。
1.マイクロカプセルの形が分かる
球形 |
球形 中に子カプセルが多数残っている |
球形 |
球形 右上に紐の様に飛び出した内容物が見える |
卵形 |
卵形 |
透明度が高い球形 |
透明度が高い球形 |
透明度が高い まだ内部に子カプセルが多数残っている |
面白い形 破裂して吹き飛んだ一部? |
面白い形 破裂して吹き飛んだ残り? |
2.大きなカプセル
長径92μ |
長径114μ |
3.壊れて中身の子カプセルやかけらが出ている
破裂してひも状に分解 |
崩壊中 |
4.変わった形のカプセル
丸くなれなかった? それとも破裂でひも状に飛び出した中身? |
ドジョウみたいなカプセル 1,000倍 |
5.飛び散ったかけらと中身の子カプセル
繊維くずにくっついている |
すごい証拠写真です。 これにメーカーは何と答えるでしょう?シクロデキストリンポリマーも見えましたね。香料が泥氏としているのも、カプセルの壁が劣化しているのも。中の歯が並んだように見えるのは、ポリマー分子がそこで香料との境目でそういう配列をしているのではないかと思われます。すごいです。
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