このところ雨が続き、早朝は無風でさぞかしきれいな空気で、空気中を漂う微粒子は少なく爽やかな空気だろうと予想されます。ウエストバッグにレーザー拡散で微粒子を計測するAtmotubePROという計測器をカラビナでぶら下げて、計測器の上に電子顕微鏡用両面テープを貼って、そこに落ちてきた微粒子を後で顕微鏡(PCマイクロスコープ)で撮影します。計測器の詳細はこちら
しかし、朝4時に起きて新聞を取りに玄関を開けると柔軟剤のいやな臭いがします。ウォーキングに出発すると、自宅近辺のいつも柔軟剤臭がする家やマンション前ではいつも通りいやな臭いがします。
ウォーキングから戻り、数百m離れたゴミ集積所までゴミを持って行きますが、その途中の家でもいつも柔軟剤臭がする家からいやな臭いが出ていました。
家を出てからウォーキング・ゴミ出しが終わって帰ってくるまでの1時間13分間計測結果と微粒子の画像は以下の通りです。
①微粒子の計測結果
室外は室内の3倍程度の微粒子が観測されています。自宅近辺のレベルが特に高くなっている。
②電子顕微鏡用両面テープに捕らえられた微粒子の写真例
電子顕微鏡用を使用する理由は、表面が安定していて粘着剤が邪魔をしない為です。
サンプル収集高さはウエストバッグなので幼児の呼吸する位の高さです。
写真を撮影するのが嫌になる位びっしりと両面テープにくっついています。
画像の大きさ 400倍→横800㎛、縦600㎛
1000倍→横320㎛、縦240㎛
20200710111553 400倍 塊が崩れて膨大な数の小さなカプセルが放出されている |
20200710111712 1000倍 上の写真の倍率を拡大 小さな粒は数㎛~1㎛以下のカプセル これを吸いこむと肺の奥深くから血液中にまで入り、 更には脳関門を抜けて脳にまで入ると言われている |
20200710115650 400倍 塊が崩れて微小なカプセルが放出されている |
20200710115730 1000倍 塊が崩れていく 光学顕微鏡の解像度限界で1㎛以下の小さな粒がぼんやりした点として見える 光の波長に近い大きさです |
20200710120441 400倍 二つに割れて崩れていっているのだろうか |
20200710120517 1000倍 右側の塊を拡大して見たところ これを吸っていると思うとぞっとする |
20200710141918 1000倍 まだしっかりとした塊の形を保っている 外周はうっすらと膜のような物で覆われている 右下の方は膜が破れて粒々が出た様に見える |
20200710142132 1000倍 塊全体が大きく崩れ始めたところだろうか? 周囲に大きな塊が散らばっている |
20200710143629 1000倍 右側の塊は鳥の頭の形に膜のような物が残っている |
20200710143855 400倍 繊維の切れ端状の物から微小なカプセルが放出されている様に見える |
20200710143950 1000倍 上の画像の倍率を上げて見る びっしりとくっついた微粒子が飛び散っている |
20200710151812 1000倍 良く見掛けるタイプだが今回は少なかった |
早朝のすがすがしい感じの空気でもこれほど汚染されているとは驚きです。この膨大な数のカプセルの中身は長持ちさせるための香料と思われますが、この大きさではこれらが気体ではなく原液のまま体に入っていくと思われます。香料の香りを嗅いでいるのではなく、香料の点滴ではないでしょうか?
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