2021年6月25日金曜日

建て込んだ住宅地では窓を開けると危険:有毒ガス検知器がイソシアネートを検知しアラーム

 コロナで窓を開けて換気しなさいと言われているけど・・・我が家の様な建て込んだ住宅地では、化学物質に敏感な人は危険です

 有毒ガス検知器を借りられたので、イソシアネート濃度を測ってみました。この測定器は危険なガスを扱う職場等でガス漏れ等が発生したのをモニターし、作業者に危険が差し迫ったのをアラームで知らせる装置です。

 米国からの輸入品です。日本でも化学テロ対策用として後から開発された類似の物は有りますが、残念ながらイソシアネート用のテープが有りません。化学テープは反応しやすいので保存には0℃以下に冷凍保管が必要です。

 イソシアネートは−N=C=O という部分構造を持つ化合物のグループで、個々の物質としては色々有ります。その中で住宅街で主に検出される物としてかっている成分はICA(イソシアン酸)です。測定器メーカーに確認したら、この測定器はイソシアネート基に反応するので、イソシアン酸も検出できる確認が取れています。

 但し、イソシアン酸としての検量線は持っていないので、表示される値は校正されたものでは有りません。ここではTDIの検量線で測定しています。

 

有毒ガス検知器がアラーム状態で1.4ppbを
表示している

(但し、期限切れテープ使用なので実際は
もっと高いと思われる

 締め切った部屋の中で測定器を動作させるとゼロだったが、窓を開くと1.4ppbが表示されアラームが鳴る

 但し、消費期限を過ぎた化学テープを使用しているので、実際より低い表示になっていると思われます(古いと検出感度が低下する)






呈色反応のテープは確かに反応して
赤い丸に変色している(↓箇所)

 光学的にテープの化学反応変化(呈色反応)を読み取っているので、念のために化学テープが反応している事を確認しました。


 空気を通した丸い部分が赤く反応して間違いなくイソシアネートに反応しています。





血中酸素濃度が95に低下している
今朝は体がだるく複視の症状が出ている

 朝から体がだるく複視の症状が出ているので念のために血中酸素濃度を測ると95に低下していました。

 必ずしもだるい時に低下している訳ではありませんが、この様に低下している時も有り、一番低かった時は92でした。


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