毎日ではありませんが、何らかの条件でマイクロカプセルと思われる微粒子が異常発生する事が室外で観測されました。しかし、その時は全く臭いを感じません。
一方、同じ日に室外に干した洗濯物が曇っていて乾かないので浴室乾燥にかけたら、畳む時に異常な値のPM10とPM2.5が発生しました(PM1.0は測定器が対応していないので不明)。この時臭いは感じませんでした。洗濯物取り出し後の浴室をのぞくと柔軟剤の臭いが少ししました。我が家では長いこと石鹸洗剤しか使用していないので、洗濯物を干している間に飛来した柔軟剤の香料カプセルが付着したものと思われます。
PM2.5とかPM1.0は肺胞まで入り込み、更に血液にまで入り込むそうです。血液に入ったものは脳関門を突破しないと脳にまで入りませんが、マイクロカプセルが突破できるかは難しすぎて調べても分かりませんでした。
室内で発生したのは条件が分かっており、外で異常発生している時に洗濯物を干していて、曇って乾かなかったので夕方浴室乾燥した後に洗濯物を畳んでいる時です。
ちなみに、数十㎍/㎥は野焼きの煙の中に入ったがそんなに煙くないレベル、百㎍/㎥を越えた値は煙いレベルです。しかし、ここの測定では臭いは全く感じませんせした。
<使用測定器>
室外測定は2台
平常時の写真 2019.01.10 07:12
左側:Dienmern 空気汚染測定器
右側:NOKLEAD Hometown PM2.5測定器
平常時 |
ピークが出た頃の写真 2019.01.10 20:34
ピークの頃 |
室内測定
測定器本体とスマホ画面 VOCデータは使用不可・・・初期調整中)
蓄積したデータをメールでCSVファイルとして受け取り、エクセルで処理した。
*室内の測定器は洗濯物から約3m離れている。隣の部屋(ふすま開放)で洗濯物から約3m離れた位置に空気清浄機(HEPAと活性炭フィルター)がオート作動中で、この時はうなり声を上げて作動していた。
<測定結果3台の結果グラフ>
<ピークの部分の測定値>
ラトックシステム(株)Bluetoothエアクオリティモニター
室内 PM10 ピーク 18:32 178㎍/㎥
PM2.5ピーク 18:32 147㎍/㎥
Dienmern 空気汚染測定器
室外 PM10ピーク 18:43 52㎍/㎥
PM2.5ピーク 18:43 40㎍/㎥(18:07も同じ値)
PM1.0ピーク 18:43 25㎍/㎥
NOKLEAD Hometown PM2.5測定器
室外 PM2.5ピーク 20:36 86㎍/㎥(18:43は73㎍/㎥)
いつも勉強になっています。
返信削除貴殿のマイクロカプセルが血液脳関門を突破できるかという疑問ですが、先日、北里の専門医に伺ったところ、突破できるだろうとのことでした。
従って、過敏症でなくとも、一般人でも、吸気することでマイクロカプセルを取り込んでいるのですから、マイクロカプセルを含んでいる可能性の疑いがある製品は、使わないことに限りますね。
メディアは、こういったことは知らせないのですから、恐ろしい世の中ですね。。。
子どもや妊産婦が最も気をつけなければなりませんね。
大変貴重なコメントを有難うございました。
削除吸い込んだPM2.5サイズのマイクロカプセルが肺の中でどうなるかは、以下の愛媛産業保健総合支援センターの「産業保健コラム」が分かりやすいです。
https://ehimes.johas.go.jp/wp/topics/827/
香料マイクロカプセルが肺から吸入吸収で効率よく血液に取り込まれ、脳関門を突破し、脳の中で破裂して香料をばらまき、殻から猛毒のアレルギー物質であるイソシアネートが発生する。恐ろしい事が起こっているかもしれません。
そうすると、妊婦の方は、血液を通して胎児にまで影響を与えている事になります。
TOMTOMさま、貴重な情報有難う御座いました。
返信削除私自身は、医療関係者の端くれなので、マイクロカプセル、イソシアネートなどについては、人体への影響を生理学的、毒物学的に理解できるのですが、一般の方には少々難しいかもしれませんね。
でも、難しくても、現状の日本では、メディアは伝えないですから、自分で勉強し、理解しないと、己自身に害が及んできますから、一般人も他人事ではないことを重々承知しないと大変なことになります。
今までの日本行政の規制の歴史を見れば、諸外国と比べ、10年以上は遅れて規制する流れですから、規制となると、まだまだ道のりは遠い気がします。
TOMTOMさまが仰るとおり、妊産婦が最も影響あるであろうと推測できます。当然ながら、胎児まで影響があると私は思っています。それと18歳未満の子どもです。
彼らは、発達段階の脳へのダメージが、大人と比べて影響が強いですから、今すぐ、対象製品の使用を止めないと大変なことになります。脳へのダメージは、一回傷つくと、そう簡単に治りませんから。
現状では、20~30歳代の若いお母さん方が、好んで香料入の洗剤や柔軟剤を使っていますから、この年齢層にいかにアプローチするかが課題になると思っています。
もし、このまま規制無しで進んだ場合、これからの日本はどうなるののでしょう・・・
マイクロカプセル、イソシアネート、ネオニコチノイド等、本来規制を強化しないといけないものが、規制緩和されていく現状を見て、大変危惧しています。
私自身は、ネオニコチノイド汚染が最も深刻だと感じています。なぜなら、日本のほぼすべての水源がネオニコチノイド汚染されており、水道水はおろか、ミネラルウォーターも汚染されており(汚染濃度は場所によって異なります)、一体、この国は、どうなっているのだろうかと、つくづく思っています。
ネオニコで汚染された水で洗濯し、マイクロカプセルを含んだ洗剤が川や海に流れる、こういった汚染の循環が進んでいるのを、一般人は本当に知る必要があります。
(洗濯機が常に汚染されている現状を考えると恐ろしいですね。。。)
TOMTOMさまはご存知だと思いますが、現在、日本消費者連盟が主体となって、映画『香害110番』クラウドファンディングを募集しています。私も微少ながら寄付しましたが、こういった活動で地道にやっていくしかなさそうですね。。。
長くなり、失礼しました。
今後とも貴重な情報、期待しております。ご自愛下さいませ。
貴重なコメント有難うございました。
削除ネオニコチノイドについては、これをカプセルの中に高濃度で入れて効果を上げるという特許も以下の様に出ています。
https://patents.google.com/patent/JP2007320914A/ja
望ましいカプセル剤の例としてポリウレタンも出てくるので、これが使われた場合、分解して猛毒のアレルギー物質であるイソシアネートが発生すると思われます。