今日は以前勤めていた場所の近くの武蔵小杉まで電車を乗り継いで歯科検診に行ってきました。丁寧に歯磨きとか指導してくれるので、ずっと虫歯や歯茎の問題なく過ごせていて、退職してからも遠いけど検診に通っています。
しかし、困ったことに電車に乗るのが苦痛です。自分で漏れが少なくなるように改造した活性炭マスクでほとんど柔軟剤臭は感じなくなりましたが、今日も地下鉄日比谷線で一人の人が2~3mに近づいたら臭いはしませんが咳が出る様になりました。そして、その人が降りると咳も止まりましたが、暫くたって脚が痒くなってきました。
家に帰ってマスクを取ると、全身が柔軟剤臭い。急いでジャンパ-、トレーナーとズボンを脱いで着替えたが、まだ動くと柔軟剤臭い。鞄は少し臭うだけで、椅子に接するズボンの臭いが一番ひどい。風呂に入る時に確認すると、下着まで臭くなっている異常な状態でした。
そこで、急いでズボンを顕微鏡で観察してみることにしました。顕微鏡で見る為にズボンを折り畳んで、部屋の空気をモニターしていた測定器脇50cmの所から2m位離れた顕微鏡まで動かした後で異常な値のPM2.5,PM10が出ていました。
<顕微鏡観察>一番柔軟剤臭が強いズボンのおしりの部分
使用顕微鏡:斉藤光学(株)製 PC Microscope SKM-S31B-PCで画像は全て3,000倍
柔軟剤の香料マイクロカプセルが破裂して放出された中の液や子カプセルが繊維に付着しているのが多数見られた。
①破裂して放出された親カプセルの中身の液と子カプセルが付着
破裂して中の液を放出した小さな親カプセルかも知れない 直径約39μ |
はっきりと見える子カプセルの直径は3μ |
②親カプセルから放出された子カプセルが付着
直径が2~3μ程度と非常に小さく、布を完全に固定出来ないのでピント合わせがうまくいきません。
直径2~3μ程度 |
直径2μ程度 |
<室内で柔軟剤臭い衣類を動かした時に出るPM2.5,PM10>
使用測定器:ラトックシステム(株) Bluetoothエアクオリティモニター2台
5分間隔で自動測定する様に設定
柔軟剤臭いズボンを畳んで動かしたときに大量のPM2.5とPM10が発生し部屋の中に浮遊したと思われる。2台の測定器共に多少の差は有るものの、同様に検出している。
1号機測定データ
2号機測定データ
<まとめ>
・電車に乗り座席に座ると、座席シートに落ちていたマイクロカプセルの内容物が付着し強い柔軟剤臭を放つ。
・マイクロカプセルの内容物が付着した衣類を動かすと、そこからまた微物(PM2.5,PM10)が放出され、部屋の空気を汚染してしまう。
はじめまして
返信削除化学物質過敏症とはつらいですね。
すこしブログを拝見して思いましたのは、
お近くに、「ガス化溶融炉」があるのでは?と思ったことです。
それで、調べたところ「常総環境センター」がガス化溶融炉のようでした。
実は、最寄にガス化溶融炉が新設されて以来、私も外に衣類を干すことはやめています。風は我が家の方にはあまり吹いていないようなのですが、今までダイオキシンや放射能関連は気にしていましたが、まさか、マイクロカプセルが降っているとは思いませんでした。
かなり心配になりました。
どうぞお体をお大事にしてください。
コメント有難うございます。
削除以前、下水処理場や常総環境センターも気にして有毒ガス検知器を持って周りを調べた事が有ります。しかし、我が家の周りよりきれいな空気でした。私の家の周りは建て込んだ住宅街でイソシアネートという猛毒のアレルギー物質が米国の工場内作業基準を越えており、測定器のアラームが鳴ります。人の多い電車の中やホームでも同様です。これらの場所で空気中の微物を捕集して調べると、柔軟剤等の香料マイクロカプセルがほとんどを占めています。
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