2018年7月16日月曜日

柔軟剤のマイクロカプセル観察:ソフランアロマリッチ

 前回のレノアハピネス30cm(←前回へのリンク)に続いて、今回は同じ条件でソフランアロマリッチで処理した布に付着するマイクロカプセルを顕微鏡で観察してみます。
 天然アロマオイル配合、動きに合わせてアロマカプセルがはじけるのが謳い文句です。

 いずれも中のカプセルは1~3μ程度で、外側のカプセルが破壊されて飛び散ったら近くの人はどうなるのでしょうか?大きなカプセルを満たしている液体は香料と思われ、そんなに毒性は無いと思われますが、中の飛び散った小さなカプセルは細菌の大きさで空中を浮遊すると思われます。また、外側のカプセルの飛び散った破片や分解物(証明は難しいですがカプセルにもしポリウレタンが使用されていると、猛毒のアレルギー物質であるイソシアネートが出ると思われます)はどうなるのでしょうか?この中が透けて見える透明なプラスチックらしき物は何でしょうか?

 1~3μの大きさで空気中に浮遊している小カプセルを吸い込むと、PM2.5と同じように肺の奥深くまで入り込むと思われます。肺の中で分解されたらどうなるのでしょうか?

<天日干し2時間後>
10μX8μ 中の粒3μX2μ



 小さなカプセルの中にまた小さな粒(3μX2μ)が見えます。












30μX12μ




 岩の様な形状の中に粒が見えます。











27μX18μ

 




 粒々がくっついた様な形状です。

















直径6μ



 直径6μと小さなカプセルが見られます。その左に1μ以下の小さな粒が付着している様にも見えます。










18μX9μ




 中に1~3μ位のカプセルが入っています。












13μX7μ 中の粒2μ
















27μX18μ 中の粒Φ2μ

















24μX9μ 中の粒は2μ程度













 混紡の羊毛の部分に付着













直径2μ



 破裂して飛び散った粒の一つでしょうか?













25μX18μ

 















直径4μ

















22μX10μ









 不鮮明ですが、中に2μ程度のカプセルが見えます。











7μX8μ 中の粒Φ1μ

















6μX4μ






























<天日干し1日後>
42μX36μ

















39μX27μ

















2μX3μ 2個

















1~3μの粒


















16μX7μ


















1~3μの粒


















1~3μの粒


















10X5μ 1~2μ粒

















 外側のカプセルが破壊して周りに中の小カプセルが付着したものでしょうか?










1~2μ粒


















26X13μ


















 48X18μ


















13X11μ


















1~3μの粒が中に












 繊維と繊維の間にべっとりとくっついています。













8X7μ


















 33X9μ


















18X15μ


















直径2μ









 飛び散った1個の小カプセル?












 20X12μ


















28X10μ


















24X17μ


















1μ 3個


















17X13μ


















315X90μ












 繊維と繊維の間にべっとりとくっついています。














24X13μ



















24X24μ


















35X10μ


















6X21μ 中の粒1~3μ


















33X17μ 中の粒1~2μ


















29X19μ 中の粒Φ1~3μ















2018年7月15日日曜日

柔軟剤のマイクロカプセル観察:レノアハピネス30cm

 ずっと雨が続いていた頃は、室内ではマスク無しで過ごせて快適でした。また、複視も回復して小さな文字も良く読めて快適でした。しかし、天気が良くなってきたら室内でも咳が出る様になり、暑く息苦しい活性炭のマスクが必要です。また洗濯物が干される朝方は目がゴロゴロ異物感で目洗いが必要です。

 体調が良いのでうっかりマスクをしていなかったら、翌日は体がだるく胸の右下がチクチク刺す様に痛みます。また、脚の芯に刺す様な痛みが出る時も有ります(これは妻も悩んでいる症状です)。

 これから、これら原因として疑われる柔軟剤に付着した各社の香料マイクロカプセルを顕微鏡で観察してみることにします。但し、我が家の周りには10数件も臭いのきつい柔軟剤を使用している家が有るので、どの家のどの銘柄が原因しているのかは分かりませんのでご了承下さい。これから出る画像が体調悪化の原因であると特定は出来ていません。

<使用顕微鏡>
PC Microscope(デジタル顕微鏡とかUSB顕微鏡とか呼ぶことも有る)
メーカー:斉藤光学株式会社
  型番:SKM-S31B-PC
光学倍率:400倍~1,000倍ズーム(デジタルズーム併用で私のPCでは約3,000倍)
デジタルズーム:約3倍
アクセサリー:X-Yステージ、計測ソフト用校正スケール0.1mm目盛
   (計測ソフトは使用せず、校正スケールとの比例計算で画面上で寸法割り出し)

<テストに使用した布片>
黒色(明るい色だと繊維が光って観測が困難です)
アクリル90%
毛   10%

<試験方法>
①布片(4cmX2cm程度)を標準濃度で希釈した柔軟剤に浸して攪拌。
 (1Lビーカーに水道水を入れ、良く振って攪拌した柔軟剤0.6ccをピペットで入れ良く攪拌したあと、布を浸して2分程度攪拌する)

 ご注意:一晩~1日経過したあたりで大きい面積だと多量の有毒成分が出る恐れがあります。自分で観察する方はくれぐれも注意して下さい。私は活性炭マスクをして、試験終了後はうがい、手洗い、目洗い、洗顔をしています。特に臭いのしない有毒成分には注意が必要です。

②布片を天日に干し乾燥したあと顕微鏡で観察

<お断り>
 一般家庭での実験で、庭の物干しざおに干したり、またテスト用の柔軟剤も在庫品を使用しているので、近所の洗濯物からの浮遊カプセル付着や保管による化学変化の影響が有るかも知れませんので了解願います。

<天日干し3時間後の画像>
 画像は全て光学1,000倍Xデジタルズーム3倍で撮影したものです。また、画像の下部に校正スケール100μ目盛と画面で比例計算して割り出した寸法(長辺X短編)または(Φ=直径)を記載しています。
27μX12μ


 内部に1μ程度の子カプセルが光っています。破裂して飛ばなかった物でしょうか?

 また下の方には破裂で吹き飛んだと思われる子カプセルらしき付着物が有ります。











32μX18μ


 お面の様な面白い形のカプセルです。破裂して半分吹き飛んだ残骸でしょうか?
















40μX32μ


 内部に多数の子カプセルらしき粒々が見られます。

















31μX13μ


 内部の子カプセルがはっきりと見えます。


















上側9μX7μ 下側22μX18μ


 上側にも小さな雪ダルマ様の物が付着しています。


















33μX14μ


 内部に2μ程度の小さな子カプセルが何個も見られます。

 ウィルスの大きさが0.02~0.2μm、細菌の大きさが0.5~10μm程度とのことなので、この小さな粒は細菌と同じ位の大きさで空中を漂う事になるのでは?






 この小さな粒子の挙動については以下リンクの「エアロゾル:ミクロとマクロの出会うところ:東京農工大学・農学部 原 宏 さんの説明が分かり易いです。(数式は?ですが) http://www.applc.keio.ac.jp/~tanaka/lab/AcidRain/%E7%AC%AC34%E5%9B%9E/1.pdf#search=%27%E7%B2%92%E5%AD%90%E5%BE%84%E3%81%A8%E6%B5%AE%E9%81%8A%E6%99%82%E9%96%93%27




<11日後の画像>
4μX3μ
30X11μ


 小さすぎてはっきり撮影出来ませんが、粒が2個くっついている様にも見えます。

















 破裂して吹き飛んだ残骸でしょうか? 中にまだ小さなカプセルが見えます。
















直径4μ




 吹き飛んだ中身のカプセルが再付着した物でしょうか?


















10μX9μ





















 16μX10μ





















直径18μ





















33μX13μ





















13μX6μ 中の粒は1~2μ





















25μX18μ






















30μX22μ





















30μX10μ























45μX42μ





















22μX20μ





















34μX24μ





















24μX21μ




 今にも剥がれて飛んで行きそうな、辛うじてくっついている物です。外に干した洗濯物が風でたなびいたら剥がれて飛んで行くのでは?












8μX4μ 中の粒は直径2μ


 破裂したカプセルの残骸と上の小さいのは飛び散った物でしょうか?



















 細い繊維にべっとりくっついている様にも見えます。左上にも同様な物が見えます。















直径27μ





















60μX36μ


繊維と繊維の間にフリッジを形成している物です。



















10μX10





















54μX21μ


面白い形をした物です。



















44μX13μ


 円筒状の中に粒々が並んで入っています。


















12μX9μ程度が3個 中の粒は2μ


 3個が繊維にくっついている所です。中の小さな粒は2μ程度の大きさで、細菌と同じ位の大きさです。













 柔軟剤のTVコマーシャルでは花びらを周りにまき散らしている様に記憶していますが、実際には色々な形のマイクロカプセルが繊維にくっついています。その中にまた小さなカプセルが入っており、その大きさは細菌と同じ大きさで1~2μ程度です。

 これが破裂して空中を飛び散っているのでしょうか?
 先日山で一日きれいな空気を吸ってきて嗅覚をリセットし自宅に帰りました。自宅前で車のドアを開けると思わず息を止めたくなる程の柔軟剤臭です。南風に乗って数軒離れた所にある3軒のうちのどこからかの夜干しの臭いでしょうか。