2016年8月21日日曜日

香りの強い柔軟剤は麻酔薬?

 最近は近所からの嫌な臭いの柔軟剤臭のする日が多く、部屋の中でも活性炭の暑苦しいマスクをしていないと頭痛がしてきます。

 先日、途中でマスクをしても頭痛が治らないので昼寝をしたら、横になると直ぐに意識不明で3時間も起きませんでした。あまりに起きてこないので、妻が心配して様子を見に行こうかと思っている頃にやっと起きました。起きた時もまだ寝られそうでしたが頭痛は治っていなかった。

 更に、夜はいつもの時間にまた寝てしまい、途中で一度暑くて水分補給とトイレで起きましたが、いつもの起床時刻の目覚ましまで熟睡しました。

 体調が良い時は昼寝をしても30分~1時間で自然に起きますが、悪い時は上記の様に長い時間目が覚めません。この様な経験はたびたび有ります。

 また、山に行って強烈な柔軟剤の臭いを吸ってしまった場合も、帰りに車を運転している時に、意識を失う程に眠くて途中で休んだ事が何度も有ります。まるで麻酔が効いてきた時の様に。

2016年8月18日木曜日

中に居ると分からない、ご近所からのもらい物

 最近はご近所からのもらい物(干した洗濯物の柔軟剤臭)がひどく、暑くて窓を全開にしていると、部屋の中に充満してきます。と言っても隣の家からでは有りません。もっと離れた所からです。

 そんな訳で、このところは部屋の中でも暑苦しい活性炭のマスクをして過ごすようにしたら段々と体調が改善してきました。とは言え、目から入るガスは防げないので、目にしみたり、何も入っていないのにゴロゴロ異物感がしたりして複視が全然治りません。

 今日は天気予報が悪いので、洗濯物も東側の1軒しか外に出ていなくて、玄関から出ても臭いは感じません。でも安全の為にマスクはしていました。

 9時ごろ少し離れたコンビニに郵便を出しに行って、帰りはマスクを外して歩いてみたら、我が家から直線距離80m位手前からずっと我が家の玄関まで柔軟剤の臭いが続いています。途中に5軒位発生源が有りますが、洗濯物は外に出ておらず、部屋干しの排気からで各家で臭いが微妙に異なります。道路沿いの換気口の所で臭いが強くなります。

 自宅にずっと居ると、鼻が慣れてしまって感じませんが、外から自宅に向かうと、洗濯物が外に出てない時でも、臭いの影響を受けていることが分かります。最近は夜洗濯をする家が多いので、強風でも吹かない限り、ほとんど1日中臭いが来て鼻が馬鹿になっています。

2016年8月5日金曜日

ポリウレタン樹脂塗料と香付き柔軟剤の共通点:イソシアネート

 このところ南風が吹いて暑い日が続き、私は頭痛と目の痛み、妻は足の痛みに悩まされています。北風の吹いていた頃と洗濯物から出る臭いも変わってきて、症状も変わっています。

 夜入浴後に洗濯をする家から臭いは来ていて、9時過ぎに2階の窓を閉めに上がるともう柔軟剤臭がしています。夕方洗濯物が取り込まれて、風呂上りに洗濯したのが干される迄の数時間だけが息苦しい活性炭マスク無しで過ごせる貴重な時間になっています。

 昼間臭いをあまり感じない時でも、目の痛みや頭痛を感じる事が多くなっています。以前は昼寝をすると治ってすっきりしていましたが、この季節はあまり効果がありません。

 今は測定器が無いので推定ですが、やはり柔軟剤の香り成分を包んでいるポリウレタンの成分であるイソシアネートのせいでしょうか?一度感作されてしまうと、ごく微量でも症状が出ると言われています。柔軟剤の香りを長持ちさせる特許や海外の文献を見ると、香りの成分を入れているカプセルにはポリウレタンが良く用いられる様です。測定器を発生源の方に移動させながら、濃度を測定しればはっきりするでしょう。

 このことに関して、関西ペイント(株)の「技術資料032」が分かり易くて参考になります。
 「ポリウレタン樹脂塗装の使用上の注意」という題の資料で、「対象製品の硬化剤は、イソシアネートを重合させてポリマーにしたもので、不揮発性で毒性の高いものではありません。しかし、この中には通常、微量(0.5%以内)の未反応のイソシアネートを含み、これが揮発性があり、強い毒性を持っています。」と書かれています。以下のリンク↓

http://www.kansai.co.jp/products/heavy_duty/khd/tech/tech_032.html

そして、さらに以下の様な重要なことが書かれています。
2-3イソシアネートによって一度炎症にかかったりすると、身体がイソシアネートに対して敏感になり、イソシアネートに触れるとすぐに再発するようになることが知られています。したがって、後に述べるように、保護具の着用を厳守し、中毒や炎症にかからないようにすることが大切です。気管支炎にかかりやすいなど、呼吸器系が敏感な人や、既往症のある人、皮膚カブレを起こしやすい人、アレルギー体質の人は、はじめから塗装作業などに従事させないようにすべきです。

 また、アマチュアのヨット工作の技術について書かれた以下の資料も大変参考になります。

http://www.lares.dti.ne.jp/~doi-a-md/EPOXYinfo/safetyinfo.html


 自宅の周りが柔軟剤臭に包まれている毎日では、やはり誰も居ない山に登っているのが一番無難でしょうか。誰も居ない山を探すのも困難ですが。