2017年8月6日日曜日

ヒアリと香りの強い柔軟剤

 今日も玄関ドアを開けると柔軟剤の臭いがします。家の前の道路に出るとまるで洗濯物の中に居る様な強い臭いです。

 今朝の朝日新聞オピニオン欄に米国南部で暮らし、ヒアリに刺された奥様の経験談が載っていました。夫は刺された瞬間痛いと感じるだけで済み、子供たちは蚊と同様にしばらく悩まされる。奥様は1ヵ所刺されただけで片足が倍ほどに腫れ、全身にじんましんが広がり高熱も出て注射を打たれたとのことです。そして痛みとかゆみは最低2週間、長いと1ヶ月以上刺された個所から遠く離れた所にも表れたとのこと。

 毒物が体に入った時の反応は人によりこれほど違う物です。私は山でアブに良く刺されますが、チクっと痛みは感じますが、5~10分後には跡形も無く治ります。山仲間のたまりばで話を聞くと、やはり人によりぱんぱんに腫れあがる人も居るそうです。

 私はアブの毒はうまく分解できるが、柔軟剤から出る有毒物質(猛毒のアレルギー物質であるイソシアネートがごく微量出ることが測定器で分かった)の分解がうまく出来ない体質ではないでしょうか。以前北里研究所病院で診察を受けた時の医師も、化学物質に過敏状態とは言っていましたが、化学物質過敏症という言葉は使いませんでした。最近、これは個性ではないかと思う様になってきました。

 3日に会津駒ケ岳に登り登山道で他人の柔軟剤成分を浴び、次の日に所用で電車で川崎迄出かけて更に上乗せする様に柔軟剤成分を浴びたら、次の日は頭痛と胸の痛み、複視(ピントは合っているがブレて見える)で寝たり起きたりの生活でした。これは私の経験からですが、有毒物質(今分かっているのはイソシアネート)が溜まってくると、代謝が間に合わずに症状が出て来るのでは。この物質は、体の中でアミンという物質に変わり、強い麻酔作用から更に色々な精神障害までも引き起こすことが知られています。