2018年8月15日水曜日

入院しても香害:咳、胸や目の痛み、感覚異常、脚のかゆみ

前回の投稿「体が証明:イソシアネートによる可能性 腎細胞がん」の続きです。

 腎細胞がんの手術の為に8月5日(日)に入院しました。手術の日までは空気もきれいで、手術前の準備だけでのんびりと過ごしました。しかし・・・

8月7日(火)無事手術が成功しました。麻酔から覚めると体に点滴のチューブが2本とその他チューブが2本つながって酸素吸入もしていますが、痛みは有りませんでした。

8月8日(水) 今日から看護師さんの補助のもと、歩く練習が始まりました。二本の点滴と腹水、尿を溜める袋をお供に歩くのは最初は怖かったですが、ふらつく事も無くゆっくり歩けました。この時は臭いは感じなかった。

8月9日(木) 夜になって部屋にポマードの様なツーンとした刺激臭が時々流れて来て咳が出始めました。咳が出ると手術の跡に響くので、息苦しいですが活性炭のマスクをして寝る事にしました。

8月10日(金)
 20:30 マスクをしていてもベッドで喉が痒くなり咳が出て、おまけに目が痛くなり、うがいをして目や顔を洗いました。病室の廊下に出るとポマードみたいな強い臭いがします。
 21:30 マスクをしていても咳が出て目が痛い。うがいをして目を洗う。

8月11日(土)
 2:30 寒気がして起きてトイレに行ったら、今度は暑い。温度感覚が狂ってしまっている。(柔軟剤でひどい時に出る症状、何度も経験している)
 22:45 咳と目の痛みで目が覚める。部屋のトイレが空いてないので、外のトイレへ点滴を転がしながら行くと、一番臭いが強いのは隣の部屋で、5部屋先まで臭いを感じる。うがいをして目と顔を洗う。ドアを閉めれば臭いは入って来なくなるのではと看護師さんに聞くが、4人部屋のドアは閉められないそう。そのうち左下肢内側に赤いぼつぼつが出て痒くなってきた。
  たまたま廊下の一番臭いがきつい所に居た看護師さんに聞いたら、その人は臭いを感じないとの事。
 23:55 まだ左下肢内側が痒いが、部屋のトイレへ行く。尿の量を測る目盛の付いた紙コップを取ると、氷の様に冷たく感じ濡れている感じがする。しかし、良く見るとただの紙コップである。指先の感覚がおかしくなっている。活性炭のマスクをしていても神経症状が出る。

8月12日(日)
 1:05 左下肢内側が痒い、汗をかいて暑いが体温を測ると37.1℃
 2:56 左胸が痛い
 3:07 咳き込んで目が痛い。うがいをして目を洗う。
 12:15 昼食配膳時に咳き込み。看護師さんに原因物質がくっついてきたか。
 12:45 TVOC測定開始
 13:05 ベッド上で時々臭って来た
 14:27 ベッドから起き上がると臭う。TVOC=0.5→0.6ppm
 14:57 看護師さんが部屋に入ってくると目に沁みる(臭いを貰ってきている)
      TVOC=0.5ppm
 15:38 咳き込み
 15:50 咳き込み
 17:35 咳き込み、涙。TVOC=0.41ppmで異常無し

8月13日(月)
 0:58 マスク外したら臭って来た。喉が痒くなり咳がまん。マスクする。
 1:08 マスクしてても仕切りカーテンの外は強い臭い。
     早朝1回咳き込み。
 6:20 咳き込み、目が痛い。
 8:07 咳き込み
 8:38 朝食配膳8:23後に咳き込み
 10:08 咳き込み
 13:50 部屋の中のシャワールームは快適。外に出ると咳が出る。
 20:22 咳き込み
 20:44 咳が出る

8月14日(火)
 0:48 耳が痛くなりマスク外したが臭いは感じず
 0:54 臭ってきて喉が痒くなりマスク着用
 4:16 個人用のライト(白熱灯)を点けると、ベッドの下にキラキラ明るくごく小さな点が見えた。目の位置をずらすとすぐに見えなくなる。ごく狭い範囲にライトの光を集光反射し鋭いビームを放射している。過去の経験から床に落ちている香りのカプセルと思われる。シャープペンの先を近づけると吸い付いて芯の先に乗って光る。しかし、芯ごとビニール袋に入れようとしたら見失う。(後日自宅で顕微鏡で確認したがカプセルは無く、やはり飛んで行ってしまった模様)

6:21 咳き込み
6:30 目が痛い。髭剃り、目洗い、顔洗い
7:00 咳き込み、目が痛い。うがいと目洗い
7:15 最終確認の採血が有る。これが問題無ければ明日退院。
    早く退院してきれいな空気で暮らしたい。(といっても、自宅も危険だが)
7:54 咳き込み、目が染みる
10:57 婦長さんが来て血液検査OKで明日退院で調整するとのこと
    その後主治医から説明が有り、腎臓機能が半分に落ちているので、尿の量でかせぐ生活上の注意が有る。
20:21 咳き込み

8月15日(水)
2:56 咳き込み
6:53 咳き込み
7:43 退院前最後の主治医回診、手術方式の確認をし、お礼を伝える
8:17 咳
9:30 退院

帰りの電車車中で
 途中駅で白杖の人が乗ってきて空席を求めて最後尾車両の一番後ろの座席に座って居る私たちの所へ向かって来た。とっさに私は反対側の空いている席へ案内した。この時活性炭のマスクをしていたが軽い柔軟剤臭を感じた。
 そして暫くすると、段々臭いが強くなってきて居られなくなり、同じ長椅子の中央部の空席へ逃げた。しかし、ここでも臭いが強く居られなくなり、一つ前の長いすの中央部へ逃げてやっと臭いを感じなくなった。

14:15 昼寝から起きると麻酔に入りかけの様に気持ちが悪い。暫くじっとしていたら直った。

その後、自宅で二重窓を全部閉め切った生活で、暑いとエアコンを点ける。買い物等で外出時は、暑いけど活性炭のマスクを着用。これで咳もほとんど出ず何とかなっている。たまに室内でもが出るが、その時はマスクを着用している。

 病院内の看護師さんは臭いの強い物は禁止されている様で、若い気さくな看護師さんに聞いてみたら、香水とが好きでプライベートでは付けるそうですが、勤務の時は付けないそうです。しかし、入院してくる患者の問題はどうしようもない。主治医の先生に相談してもお手上げで困ったものです。今回まだ隣の部屋が発生源で良かったのかもしれない。同室だったらもっとひどい状況になっていただろう。

2018年8月7日火曜日

体が証明:イソシアネートによる可能性 腎細胞がん、過敏性肺炎

2024.08.08 国立がん研究センターから「腎細胞がんの危険因子と変異シグネチャーの関係」という発表が有った件を追記します。以下一部をコピー

解析の結果、日本人の腎細胞がんの7割に、他国ではほとんど見られない未知の発がん要因が存在することが明らかになりました。

日本での腎細胞がんおよび肝細胞がんにおけるSBS12を誘発する発がん物質への曝露頻度は高く、他国では非常に稀であることが分かりました。SBS12を誘発する要因は現在のところ不明ですが、遺伝子変異パターンから外因性の発がん物質(環境要因)である可能性が高いことが示唆されました。

詳細については以下のリンク(国立がん研究センター)を参照して下さい。

私の遺伝子情報も提供していますので、原因が特定される事を期待しています。

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 自分でイソシアネートが原因の一つとして考えられる腎細胞がんと過敏性肺炎の症例をお知らせするはめになってしまいました。このブログが公開される頃は、左の腎臓を摘出して病院で寝ています。

 医師によると、疫学調査を行わないと証明にはならないそうですので、疫学調査が行われる事を期待しています。

 我が家は密集した住宅街の中に有り、窓を開くときつい柔軟剤の臭いが入ってきて、咳や頭痛、ひどいと妻と共に神経症状に悩まされています。この臭いの有毒成分を分析しようと有毒ガスを扱う工場で使用する有毒ガス検知器を借りてきて外気を測定すると、イソシアネート(トルエンジイソシアネートとして測定)がピークでは2ppbで警報が鳴ります。米国の工場で8時間働くのにほとんどの人に支障が無いとされるレベルが1ppbで、この2倍の値です。また、こんな住宅街でうっすらと青酸ガス(シアン化水素)の反応も出ます。この様な環境で、退職してからはほとんど24時間、もう9年近く暮らしています。

1.イソシアネートの発がん性:腎細胞がん
 今年の1月初めに地元の病院で受けた人間ドックの超音波検査で、「腎細胞がんの疑いが否定できない」との結果でした。更に、ダイナミックCT(造影剤を使用してのCT)検査を受けると、下の写真の結果で、ほぼ癌に間違いないとの結果でした。

2018.02.15撮影 造影剤使用のCT画像

 地元の病院ではこれ以上対応できないとの事で、専門の病院を紹介して貰い、再度超音波、造影剤使用のMRI検査を受けましたが、特殊なケースらしく、画像では悪性かどうか判定が難しいとの結果でした。

 そこで、生検(針を刺して組織を取り、確認する)を受けましたが、結果は乳頭状細胞癌が想定され、淡明細胞癌(一番頻度の高い)の可能性も否定できない。との事でした。
 また、悪性度はグレードⅡ(中間)だが、小さいサンプルなので、取ったら変わる可能性も有るとのことでした。

2.腎がんのリスクについて考えてみる
 医師の話を聞いたり、いろいろ調べたりすると、腎がんのリスクは、喫煙、肥満、高血圧、化学物質と言われていますが、自分には化学物質しか見当たりません。そこで、化学物質による腎臓への影響について文献を調べてみました。
①腎がんのリスク要因(日本腎治療学会のがん診療ガイドラインより引用)
 腎癌患者の肥満,喫煙,高血圧,アルコール摂取などの生活習慣や,患者の職業および環境因子には注意を喚起することが推奨される。これは,肥満が腎癌の発症リスクを最大で4 倍上げ,喫煙,高血圧が腎癌の発症リスクを上げるためである。また,適度のアルコール摂取は腎癌発症のリスクを下げる。また,職業や環境では有機溶媒,カドミウム,アスベストを使用する労働環境は腎癌の発症リスクを上げるためである。

②以下の投稿へのリンクも参照して下さい。
http://mukouryou.blogspot.com/2018/04/blog-post_15.html
内容は
・米国のCDCから出ている、癌がトルエンジイソシアネート(TDI)およびトルエンジアミン(TDA)へのばく露に関連しているという文書(動物実験の結果)
・ミトコンドリア酸化ストレスは、ヒト腎臓上皮細胞におけるイソシアネートへの暴露後の染色体不安定性を誘発する
・細胞間の相互作用で良性腫瘍ががん化する仕組みを解明

3.イソシアネートによると思われる過敏性肺炎
2018.06.06 肺の一般レントゲン撮影で下部にすりガラス状の陰

 腎細胞がんの転移チェックの結果で肺に影が有りました。医師でもない私が画像を一目見ても分かる影です。しかし、主治医の話ではこれは腫瘍ではなく炎症によるものだそうです。また、人間ドックで肺のレントゲンを受けた話をすると、人間ドックでこれを見逃すはずがないとのことでした。

 過去の日記を振り返って見ると、以下の様な事が有りました。
2018.01.05 人間ドックの肺レントゲン撮影→異常無し
・1/中~2/中に夜中に激しい咳で何度も目が覚める事が有った
 早朝、新聞を取りに玄関を開けると、柔軟剤のきつい臭いがする状況であった
・柔軟剤や消臭スプレーの実験をしたが、イソシアネートが一時的に高い濃度で観測された。(活性炭のマスクはしていたが不十分かも知れず、後日防毒マスクを購入)
これらが影響して、肺に炎症を起こした事が考えられる。

 今一番不安なのは、手術が成功して健康になっても、発がん物質に接していると、また癌が発生するのではないかという事です。腎臓がもう片側しか無いからです。