2020年3月18日水曜日

裏筑波と自宅二階ベランダのPM2.5、PM10比較

 観光客が居なくて静かな裏筑波へ登山に出掛けるので、2台のエアクオリティモニターを使って静かな山中とマイクロカプセルの飛散が激しい自宅のPM2.5,PM10を比較してみる事にしてみました。


<測定結果>



























自宅  室内 20㎍/㎥程度で外部からの侵入を防いでいるので低い。

     屋外 朝方は室内と同程度だが、洗濯物が干され乾き始めたと思われる10時15分
         から急上昇しピークで76㎍/㎥を記録した。15時頃には一旦40程度まで
         下がったがまた徐々に上昇。

車中  往路の車中8:20にPM2.5が43㎍/㎥とピークが見られるが、同乗者の影響かチャイル
     ドシート(保育園で貰ってきたマイクロカプセルが光っているのを見た事がある)
     の影響が考えられる。

     復路では途中休憩したセブンイレブンで石鹸系の柔軟剤臭がした。窓を開いていて
     PM10が23→30に上がっていた。

駐車したキャンプ場と歩いた林道
     登山の駐車場となっている所で、行った時は数台しか車が止まっていなかったが
     PM2.5が30台、PM10が40台とやや高い。
     人通りの有る林道ではこの時は無人だったが40程度に上がる。

谷沿いのハイキングコース
     ほとんど人通りのないハイキングコースだが思ったより高く30台が続く。

地図に記載されていない尾根道
     地図に無い測量用の道で誰にも会わなかったがハイキングコースと比べて
     余り変化が無かった。
     風上方向約1kmに別荘、2kmに民家が有るのでその影響か?


<自宅と山を比べて>
 自宅は2階建て住宅が混みあった所のほぼ中心にあり、晴れて洗濯物が干されるとグラフの破線の様にPM2.5とPM10が異常に高く、顕微鏡でその微粒子を観察するとほとんどがマイクロカプセルや破裂した破片です。今回は風が強く感じなかったが、山で嗅覚をリセットして帰ってきて自宅に着いて車のドアを開いた途端にきつい柔軟剤臭を感じます。

 一方、人のほとんど来ない登山道でも意外と高い30台の値が続いいます。今回は都合で出来なかったが、顕微鏡で微粒子を観察すると山でもマイクロカプセルやそのかけらが多数見られます。
 遠くの人家の方から飛んで来るのか、登山者が落としたマイクロカプセルが舞い上がっているこかまだ未解明ですが、我が家に比べるとはるかにましで、人を避けて登山すると体調が良くなります。

<その他参考になる登山時の測定、写真>
日付、表題をクリックすると、その投稿にリンクします。
この写真を見てまだ貴方は香り付き柔軟剤を使い続けますか?衝撃的な写真です。

2019.09.27 登山道に残るマイクロカプセル測定(南会津 七ヶ岳)
 PM測定、破裂して中身を放出しているマイクロカプセル、繊維くずにびっしりと付着した柔軟剤の内容物、破裂してバラバラになったマイクロカプセルの残骸、劣化して繊維からぼろぼろ剥がれている柔軟剤成分

2019.09.20 筑波山で遠足の小学生達が吸う空気
 PM測定値、マイクロカプセルが破裂して飛び散る写真、マイクロカプセルから更に小さなカプセルがしみ出している写真、破裂して粉々になったカプセルの写真、繊維くずに厚く積もって剥がれるカプセル内容物

2018.09.30 筑波山は森の香りどころか強烈な柔軟剤臭に包まれて
 マイクロカプセルやその破片、壊れたカプセルから中身が出ている、中身がバラバラに吹き飛んだカプセル

以上

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