2019年2月3日日曜日

外へ出ると危険:外気はマイクロカプセルだらけ



 2019.02.03(日)今日は朝から晴れて気温も上がり、庭の松の手入れでもしようと考えていました。妻はシーツを洗おうかと言っていましたが、急遽中止して締め切った家の中にこもる事にしました。

 朝7時頃からPM2.5の値が上がり始め、今日は危険な日になる予感がしたからです。案の定11時過ぎにはピークとなり、外へ出るとマスクをしていてもいやな臭がして、頭痛がしてきます。

 また、ピークは過ぎてしまいましたが、11:25から1時間半位PM2.5を測定している所の微粒子を両面テープで捕集して顕微鏡で見てみる事にしました。

<PM2.5等の二日間測定データ>ほとんど出ない日と大量に出る日がある

・測定器は2種類を使用
N1:Dienmern 空気汚染測定器


PM10,PM2.5,PM1.0の各々が測定できる
        (フィルター分離方式)
HCHOホルムアルデヒド,TVOCも測定できる
記録機能は無し










D2:NOKLEAD  Hometown PM2.5測定器


PM2.5が測定できる
記録機能は無し






①ほとんど出ない日 2019年2月2日(土)






















②大量に出る日 2019年2月3日(日)
・昼頃にPM10,PM2.5,PM1.0共にピークが出ている。TVOCもわずかに上昇
 PM2.5の環境基準は1日平均で35㎍/㎥で、ピークではあるがこの値を越える

・夜の初めにホルムアルデヒドHCHO,TVOC共に急増する
 ホルムアルデヒドの室内濃度指針値は100㎍/㎥であるが、室外でそれをはるかに超える
 TVOC総揮発性有機化合物の室内濃度暫定目標値は400㎍/㎥であるが、これも室外ではるかに越えている



















<2月3日ピーク直後微粒子の顕微鏡写真>
 PM2.5のピークが出た2月3日の11:35から約1時間半の間、測定器近くの微粒子を捕集し顕微鏡で観測してみた。

 異物は数個見られただけで、ほとんどがマイクロカプセル、中でも複合カプセル(カプセルの中にまた小さなカプセルを入れている)でした。
 まだ花粉は見つかりませんでしたが、これから多くなると観測に支障が出そうです。

 窓を開けたり外に出ると、これらを吸い込む事になります。
マイクロカプセルの形状が分かる 3,000倍
長径は60μ位
小さい粒々の子カプセルは数μ~1μ以下
















中身が出きったクラゲみたいなマイクロカプセル 3,000倍









破裂して飛び散ったマイクロカプセル


バラバラで中身が飛び散ったマイクロカプセル





完全に壊れたマイクロカプセル 3,000倍










卵形のマイクロカプセル 3,000倍















中から子カプセルを飛ばして 3,000倍


















































子カプセルがくっついたままのマイクロカプセル
















マイクロカプセルどうしくっついてしまった 1,000倍
















大きなマイクロカプセルか? 1,000倍

















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