我が家にご近所から飛んでくるマイクロカプセルを顕微鏡で観察すると、透明プラスチック(特許によると透明性が必要な事からポリウレタンと思われる)のカプセルの中に香料を入れて、その中に更に小さな香料を入れた数μ以下のカプセルが使用されています。非常に小さくて透明なので肉眼では見えませんが、200μ程度の大きな物では光の当たり具合でキラキラ光る小さな点として狭い範囲で見える事が有ります。
そして、外側のカプセルがこすれたり、汗や温度で破れて中身が飛び散って合成香料が匂いを出している様です。また自然に壊れたり、紫外線等でも壊れると言われています。中の小さい粒々のカプセルは大きさが非常に小さくて軽い為にPM2.5となり、長い間空中を漂い遠くまで飛ぶことになります。
下の写真は2018.09.01(土) 11時~14時の3時間、我が家の玄関前で両面テープにくっついたマイクロカプセルです。気候条件は、北北東から東の風1.8~3.1m、曇り時々晴れで、石けんに嫌な臭いが混ざった様な柔軟剤臭がしている状態です。風上には2軒、強烈な柔軟剤臭を出している家が有るのが分かっています。
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ぎゅうぎゅう詰めになる程我が家に飛んできているマイクロカプセル
色々な大きさのマイクロカプセル
色々な形のマイクロカプセル
<外側が破裂して中身が飛び散ったカプセル>
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3,000倍 |
破裂して中身が飛び散っているカプセル
分解中
カプセルが壊れている所
壊れて中身が右上の方へ飛び散っている
中から2μ程度の大きさの粒と中身が左下に漏れ出している
外側のカプセルが壊れてバラバラになり、周りに飛び散っている
<カプセル同士がくっついて大きくなった物>
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