2014年12月10日水曜日

アリ退治スプレーと合成香料アレルギーの本質

 部屋の中で突然激しい咳が出だして、やがて頭痛もしてきました。(春か夏の事件です)

 何事かと室外の妻に聞くと、室内にアリが侵入してくるので、アリ退治スプレーを使っていたのでした。窓は閉まった状態だが、僅かに隙間から室内に侵入してくるガスで症状が出ているのでした。

 今はアリは見かけない時期ですが、物置に保管されていたアリ退治スプレーを見かけたので、その成分と症状の関係を調べてみました。


右は激しい咳や頭痛がするスプレーで、左は以前使っていたスプレー












































<古いスプレー>
症状は分からない。


スプレー用ガス:LPG,DME
          ケロシン

有効成分:ピレスロイド(フタルスリン、フェノトリン、テフラメトリン)






















<新しいスプレー>
症状:かなり離れていても、激しい咳が出て、頭痛がしてくる。

私の場合は、症状からするとジメチルエーテルがくさい。
スミチオンは植木の殺虫で何度も使用した事があるが、マスク等使用注意を守って、何も症状は出なかった。


























缶に書かれている成分を調査すると、

スプレー用ガス:ジメチルエーテル
化学物質等安全データ(MSDS 高千穂化学 より引用→原文へのリンク

 吸入した場合・・・
1.麻酔作用があり、目および気道を刺激する。
  その急速な気化の際、空気は排除される(窒息危険)
2.眼、鼻と咽頭の粘膜の炎症、咳、めまい、吐き気、眠気、意識喪失、呼吸停止、凍傷にかかった身体部位が白色に変色。                  └---┴頭痛の症状と関連有りそう


 眼に入った場合・・・
1.眼を刺激する

 皮膚に触れた場合・・・
1.この液体と接触すると、凍傷が起こる。


有効成分:
 ①フェニトロチオン (MEP)(有機りん剤/スミチオン)
 一日摂取許容量は体重1kgあたり0.005mg。摂取した場合には、倦怠感頭痛吐き気多量発汗、視力減衰、縮瞳など有機リン剤に共通な中毒症状がみられる。過去には千葉県でフェニトロチオン複合剤散布直後に水田に入った農夫が死亡した事例や、茨城県で住宅のダニ駆除にフェニトロチオン製剤を使用したところ一家全員に中毒症状が生じ、5歳の女児が死亡した事例がある。
(Wikipediaより引用→リンク

②フタルスリン(D-テトラメトリン)
1.3 ヒトの暴露一般集団は主として屋内害虫への使用を通じてテトラメトリンに暴露される。 テトラメトリンが勧告にしたがって用いられた場合には、 その1R異性体の気中濃度は0.5mg/m3を超えることはなく、 速やかに分解する。したがって、一般集団への暴露はきわめて低いと予想される。 テトラメトリンは食用農作物には使用されていない。
(環境保健クライテリア 98より引用→リンク

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