<昨日の事>
妻がスポーツジムに行ってからスーパーで買い物をして帰ってきました。居間に入って2m位先を横切ると柔軟剤の臭いがします。今日はそんなに強く有りません。しかし、私は咳が出て、そのうち頭痛がしてきました。妻に早く着替える様にお願いして、直ぐに着替えてくれました。
スポーツジムで着ていたTシャツが原因で、以前有毒ガス検知器 SPM Flex でそのTシャツを測ると、0.7ppb位のイソシアネート(TDIとして測定した場合)が観測されました。
<今日の事>
今日は病院の検査で東京の築地まで電車で出掛けました。電車に乗るのは柔軟剤臭くて咳や頭痛他色々な症状が出るので苦痛です。今日は仕方が無いので、活性炭のマスクをしっかりと(空気漏れが無い様に)装着し、病院での喫茶と昼食、呼吸器の検査の時以外は外さない様にしました。
マスクを外した喫茶や昼食、呼吸器検査の時は臭いは全く感じませんでした。行きでは朝の混雑した電車の中では一度だけ臭いを感じ、帰ってきて自宅近くの最も強烈な臭いのS家前ではさすがに活性炭マスクでも臭いを感じました。
自宅に入って、もちろんマスクをしていては臭いを感じませんが、マスクを外した途端、自分の体から他人から貰った強い柔軟剤臭がします。直ぐに着替えると、シャツ、下着、ズボン全てが他人からうつった強い柔軟剤臭がします。
おそらく、柔軟剤の香りのカプセルが電車の中で飛び散って、私の衣類に付着してしまったものと思われます。これが臭いだけならまだましですが、電車の中に有毒ガス検知器 SPM Flex を持ち込んで測定すると、最高で1.4ppb(TDIとして測定した場合)ものイソシアネートが観測されています。
この有毒ガス検知器はNPOから借りた物で、有毒ガスを扱う工場等でガス漏れ事故の警報等に使われるもので、電車の中でアラームが鳴ります。(実際にはすごい音が出て周りの人が驚くのでアラームは止めていますが)
最新の米国の職業病予防のイソシアネート(TDI)規制値(ACGIH許容濃度)は1ppbで、電車の中のピークではこの1.4倍もの値になり、ピークではイソシアネートを扱う工場の中よりひどい事になります。
さらにこのイソシアネートは発がん性が有り、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)からばく露を防ぐように警告が出ています。しかし、私の家の外気は2ppbにも達する時が有り、職業病になってしまいます。厚生労働省に陳情しましたがなかなか動いてくれません。
私は2007年に産業医から「合成香料アレルギーで微量でも症状が出る」と言われました。最近のテレビで良く宣伝されている強い臭いの長続きする柔軟仕上げ剤の人と出会うと(極端な場合は姿が見えなくてもその残り香で)、喉や気管支が痒くなり咳が出たり頭痛や体が異常にだるくなったりします。その他、視覚や聴覚にも異常が出て脳梗塞ではないかと思った事もあります。 この症状は化学物質過敏症の一種と言われており、柔軟剤以外にもいろいろな物で起こりますがまだ十分解明されていないのと周知されていないので、気がつかない方も多いのではないかと思います。私は化学や医療の専門家ではありませんが、起こった事をありのままに伝えて、同じような症状に悩んでおられる方々の理解の助けになればと思います。
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