昨日夕方、車で西に向かっている時の出来事です。フロントガラスに西日が当たり正面が日陰で暗い状態の時です。フロントガラスに無数のキラキラ光る微小な点が多数見られました。
トンネルに入って対向車のライトを浴びた時も同じ現象が起こりましたが、条件が揃わないと普通に透明なガラスにしか見えません。
この状態は一眼レフでマニュアルで撮影しないと景色しか写らないので以前撮影した画像を流用して載せると下の左の様な状態です。この時は一眼レフにマクロレンズと10倍のエクステンションチューブを付けて拡大して撮影しましたが、PCで拡大すると、右の写真の様に光り輝くマイクロカプセルの特徴的な姿が確認できました。これはフロントガラスの内側から外側のマイクロカプセルを透かして見ている状態です。
今回は、フロントガラスに付着した物を電子顕微鏡用の特殊な両面テープを押し付けてくっつけて顕微鏡で見てみる事にします。テープを強く押し付けすぎて剥がすのに苦労する程でしたので、カプセルを破壊してしまったかも知れません。テープの粘着剤の跡が残っている画像も有ります。色々なメーカーのマイクロカプセルが混ざって飛んで来ていると思われるので、形は様々と思われますが、明らかにマイクロカプセルと思われる物がほとんどでした。わずかに松の花粉や砂粒も見られました。
20210423165242 1000倍 テープの端で壊れずに済んだ? パックリと割れた半透明なマイクロカプセル |
20210423170656 1000 色々な壊れ方をするマイクロカプセル |
20210423173051 1000 壊れて大小のカプセルが出てきた |
20210423173146 1000倍 下の方はまだ外形が残っているカプセル |
20210423171740 1000倍 回りのもやもやした塊はバラバラに壊れたカプセルの殻か? |
こんな物が我々の呼吸している空気の所を飛び交っているのが問題です。吸い込んだマイクロカプセルが呼吸器の中でこの様に壊れて更に小さなPM2.5カプセルを出しているのではないでしょうか。