検討日:2019.07.22(月)往路(雨)~23(火)復路(晴れ)
測定器:ラトックシステム エアクオリティモニター REX-BTPM25V
斉藤製作所 PCマイクロスコープ SKM-S31B-PC
微粒子の収集は日新EM SEM用カーボン両面テープ
(アルミ基材)を使用
往路の22日はずっと雨で、リュックの後ろにエアクオリティモニターをぶら下げてそこに収集用の両面テープを貼っていましたが、傘が役に立たない程の土砂降りの雨で濡れてしまいました。次の日の復路は晴れて暑い日です。
<PM2.5測定>
往路 土砂降りの中を歩いたのでPM2.5,PM10共に非常に低い値だったが、1ヶ所ピークが有ります。これは歩道で柔軟剤の臭いがひどい中学生とすれ違った時です。
復路 最初の極端なピークは、出かける為に2階から1階に降りた時に、仏壇の線香や香炉の微粒子を検出したものと思われます。その後一旦人家の無い所で低下し、後は駅まで晴れた時の住宅街を歩いたので洗濯物から出るマイクロカプセルを検出したと思われます。
<微粒子収集 PCマイクロスコープ観察>・・・春日井駅から潮見坂公園墓地迄の区間
駅から5.5km歩いたが、本降りの雨で時々土砂降りになる中だったので、ほとんどマイクロカプセルは見つからないだろうと思った。しかし、帰ってからPCマイクロスコープで見ると、密度は低いが意外と多数見つかった。雨に会ったせいか、形が崩れてばらばらになった中身の破片と子カプセルが見られた。
以前、激しい雷雨の中を有毒ガス検知器SPM Flexをしょって傘をさして歩いたことがあるが、激しい雨の中にも関わらずイソシアネートが検出され続けた。至近距離でマイクロカプセルの破裂が起こり、次々とイソシアネートが発生しながら消えている(別の物質に変化)可能性が高いと思われる。
20190723184410 1,000倍 ばらばらに崩れたマイクロカプセル 左上に円形を保ったカプセルが1個見える |
20190723184457 3,000倍 上の写真をデジタルズームで3倍拡大 無数の子カプセルが確認できる |
20190723184757 1,000倍 繊維くずと思われる 周りに散らばる白い点は子カプセル |
20190723184848 3,000倍 デジタルズームで3倍拡大すると、一面にびっしりと子カプセルがくっついているのが分かる |
20190723185144 1,000倍 ばらばらに崩れたマイクロカプセル |
20190723185225 3,000倍 デジタルズームで3倍拡大。大きめの子カプセルも破裂してドーナツ状になっている |
20190723192507 1,000倍 銀河の様に多数の子カプセルが見える |
20190723192601 3,000倍 右上の部分をデジタルズームで3倍拡大 1μmやそれ以下の子カプセル(解像度の限界でぼんやりした点)も多数見られる |
20190723192747 1,000倍 |
20190723192850 3,000倍 上の右側のカプセルを3倍拡大 |
20190723194351 3,000倍 |
20190723211836 3,000倍 |
20190723212720 3,000倍 |
20190723213228 3,000倍 |
20190723213543 3,000倍 |
20190723214041 3,000倍 |
20190723214146 3,000倍 |