夜中に頭痛や喉が痛くて目が覚める時が有ります。ひどいときは喉(鼻の奥)から出血している時も有ります。この様な時にSpO2(酸素飽和度:パルスオキシメータの測定値)が95とかひどいときは90に低下しています。
昨夜も2時過ぎに喉が痛くて目が覚め、外気のTVOC(総揮発性有機化合物)を見ると1,000ppbで測定器は2台とも上限を越えて飽和状態でした。この時、雲の隙間から月が見えて雨は降らず、臭いも有りませんでした。
今朝5時に起きると頭痛がして喉も痛い状態でSpO2を測ると96で正常値の下限でした。晴れて無風状態で臭いは感じませんが、TVOCは相変わらず1,000ppb越えで測定器は飽和しています。
(注)1,000㎍/㎥=250ppbv(100の平均分子量を仮定)
9時少し前に朝食の後片付けをしていると、腰が痛くなり気持ちも悪く脚が痒く少し寝ることにしました。体調の悪い時はいくらでも寝られます。
10時半過ぎに目が覚めて外を見ると晴れており、TVOCは下がり始めていました。少し気持ちの悪いのも治ってきたので、外に出ない様にして過ごします。今度はPM2.5とPM10が上昇し、乾き始めた洗濯物からマイクロカプセルが大量に飛んでいると思われます。
昨夜からのPMとTVOC測定値は以下の様になります。24日の夜は天気予報で雨が降る可能性が有ったので、一旦玄関の中へ測定器を台ごとしまい、25日の2時20分に外へ出しました。TVOCの異常状態はずっと続き、9時過ぎになってやっと下がり始めています。
今晩もまた夕方からTVOCが上がり始めました。家の周りを歩いてみると、強い匂いの柔軟剤を使っているS家の北側(台所や風呂場)から強烈な臭いが出ていました。この様な家が我が家の周りに十数軒有ります。
今日は早く寝て、明日は朝早く栃木県の山の方へ逃げ出す事にします。
私は2007年に産業医から「合成香料アレルギーで微量でも症状が出る」と言われました。最近のテレビで良く宣伝されている強い臭いの長続きする柔軟仕上げ剤の人と出会うと(極端な場合は姿が見えなくてもその残り香で)、喉や気管支が痒くなり咳が出たり頭痛や体が異常にだるくなったりします。その他、視覚や聴覚にも異常が出て脳梗塞ではないかと思った事もあります。 この症状は化学物質過敏症の一種と言われており、柔軟剤以外にもいろいろな物で起こりますがまだ十分解明されていないのと周知されていないので、気がつかない方も多いのではないかと思います。私は化学や医療の専門家ではありませんが、起こった事をありのままに伝えて、同じような症状に悩んでおられる方々の理解の助けになればと思います。
2019年2月25日月曜日
2019年2月21日木曜日
臭わなくても雨の日は大量のマイクロカプセル破片が飛散し危険
以前、有毒ガス検知器SPM Flexを持ち歩いて東京へ出かけた帰り、激しい雷雨で最寄り駅で雨が小降りになるのを待っていました。雷は収まって雨も小降りになったので、雨の中を測定器に雨が掛からない様に注意しながらイソシアネート測定をして帰った事が有りました。
ところが、土砂降りの後にも関わらず、以下の様に0.6~0.7ppbのイソシアネート(TDIとして測定)が検出されました。
そこで、雨の降っている最中やその後でもイソシアネート発生源であるマイクロカプセルが飛んでいるのではと、PM2.5とPM10の測定をし、顕微鏡でも飛んでいる粒子を観測してみる事にしました。
1.PM2.5、PM10を測定器で測定(1,2号機の2台で測定)
2.雨が降っている時に飛散している微粒子を顕微鏡で観察
(記載無き画像の倍率は光学1,000倍Xデジタルズーム3倍で3,000倍です)
雨の時はマイクロカプセルが激しく壊れて飛んできている様です。晴れている時の様に破裂していない親カプセルは見つかりませんでした。
ところが、土砂降りの後にも関わらず、以下の様に0.6~0.7ppbのイソシアネート(TDIとして測定)が検出されました。
以前、激しい雷雨後の雨が降っている中を歩いたイソシアネート測定データ |
そこで、雨の降っている最中やその後でもイソシアネート発生源であるマイクロカプセルが飛んでいるのではと、PM2.5とPM10の測定をし、顕微鏡でも飛んでいる粒子を観測してみる事にしました。
1.PM2.5、PM10を測定器で測定(1,2号機の2台で測定)
雨が降るとマイクロカプセルの飛散が増加する その後晴れて気温が上昇すると更に増加する |
雨が降るとマイクロカプセルの飛散が増加する その後晴れて気温が上昇すると更に増加する |
2.雨が降っている時に飛散している微粒子を顕微鏡で観察
(記載無き画像の倍率は光学1,000倍Xデジタルズーム3倍で3,000倍です)
雨の時はマイクロカプセルが激しく壊れて飛んできている様です。晴れている時の様に破裂していない親カプセルは見つかりませんでした。
ばらばらに崩れたマイクロカプセル 内容物や子カプセルが見られる |
小さい物は1μかそれ以下の子カプセル |
中の香料を放出して中心部が空になったマイクロカプセル |
多数の子カプセル |
大きなマイクロカプセルの内容物とそこから放出されたと思われる子カプセル |
上の画像の倍率を下げて1,000倍にした カプセル内容物の周りに子カプセルがきれいに並ぶ |
接触感染する香害:付着し臭いを出すマイクロカプセル
今日は馴染みの床屋に行ってから、郵便局、ホームセンターに行ってきました。帰ってから暫くすると喉に違和感がして身体がだるく目は複視がひどく文字が読みづらくなってきました。
マスクを外すと柔軟剤臭が体から出ているのを感じます。一番上に着ていた上着のトレーナーとズボンはひどい柔軟剤臭です。場所によって臭いの強さは異なり、下の写真の様に床屋の椅子に触れていた部分がひどい臭いです。
床屋に居た時は感じなかったのですが、前のお客さんから落ちた香りのマイクロカプセルが付着していると思われます。上着とズボンを着替えた後も動くと下のシャツから柔軟剤臭がしてきます。万全を期すには全部着替えなくてはなりません。
(追記)風呂に入るときに確認したら、下着のシャツまで臭くなっていました。パンツは臭いませんでした。
それと、道路を歩いていると太陽の光を反射してキラキラ光るマイクロカプセルが多数見えました。鋭いレーザー光の様な光で、少し動くとすぐ見えなくなるので、他の反射と区別がつきます。皆さんも太陽に向かって歩いている時に注意して見て下さい。特に黒いアスファルトの部分では良く見えます。
デジカメのマクロで撮影した写真は以下のリンクを参照して下さい。
https://mukouryou.blogspot.com/2018/11/blog-post_22.html
マスクを外すと柔軟剤臭が体から出ているのを感じます。一番上に着ていた上着のトレーナーとズボンはひどい柔軟剤臭です。場所によって臭いの強さは異なり、下の写真の様に床屋の椅子に触れていた部分がひどい臭いです。
トレーナーの前側:少し臭う |
トレーナーの背中側:強い柔軟剤臭 |
ズボンの前側:かすかに臭う |
ズボンの後ろ側 お尻の部分:強い臭い 脚の部分:かすかに臭う |
床屋に居た時は感じなかったのですが、前のお客さんから落ちた香りのマイクロカプセルが付着していると思われます。上着とズボンを着替えた後も動くと下のシャツから柔軟剤臭がしてきます。万全を期すには全部着替えなくてはなりません。
(追記)風呂に入るときに確認したら、下着のシャツまで臭くなっていました。パンツは臭いませんでした。
それと、道路を歩いていると太陽の光を反射してキラキラ光るマイクロカプセルが多数見えました。鋭いレーザー光の様な光で、少し動くとすぐ見えなくなるので、他の反射と区別がつきます。皆さんも太陽に向かって歩いている時に注意して見て下さい。特に黒いアスファルトの部分では良く見えます。
デジカメのマクロで撮影した写真は以下のリンクを参照して下さい。
https://mukouryou.blogspot.com/2018/11/blog-post_22.html
2019年2月19日火曜日
柔軟剤臭と大量のマイクロカプセル飛散
2月19日がスーパームーンだそうですが、天気が悪くなるので1日前に撮影する事にしました。
21時頃に玄関を開けて外に出ると、石鹸と薬品が混ざった様な強い柔軟剤臭がしました。
スーパームーン1日前は左の写真の様に撮影できました。
ちょど大気中に飛散する微粒子PM2.5とPM10を測定中でしたので、併せて良く洗ったスライドグラスも外に出して降ってくる微粒子を顕微鏡で観察してみる事にしました。
測定器:RATOC Systems,Inc.
REX-BTPM25Vエアクオリティモニター
右写真の様にスマホに測定結果が表示されます。
また、測定データをダウンロードしてExcel等で処理することが出来ます。
顕微鏡:斉藤光学株式会社
SKM-S31B-PC PC Microscope X-Yステージ付
1.夜9時頃のTVOC、PM10,PM2.5測定グラフ
(スマホ画面のキャプチャー)
2.我が家の玄関前に降り注いだ微粒子を顕微鏡で観察
柔軟剤臭が強かった2/18夜から2/19朝にかけて
PM2.5やPM10が上昇しているために、測定器を載せている椅子の上にスライドグラスを置いて、降り注ぐ微粒子を一晩捕集して顕微鏡で観測します。
倍率は光学1,000倍Xデジタルズーム3倍で3,000倍相当
今回はバックに黒いアート紙を敷いて、見え方を変えています。
観察している最中にマイクロカプセルが破裂して内容物が画面の外に飛んで行きました。
破裂前のマイクロカプセル
観察中にマイクロカプセルが破裂して、内容物が飛び散りました。
中身が飛び散ったので縮んでしまいました。
香り成分を放出してもこの様に残骸が残ります。役目を果たして消えて無くなる訳ではありません。これが問題で、環境に蓄積します。
スーパームーン1日前(300mm望遠) |
スーパームーン1日前は左の写真の様に撮影できました。
ちょど大気中に飛散する微粒子PM2.5とPM10を測定中でしたので、併せて良く洗ったスライドグラスも外に出して降ってくる微粒子を顕微鏡で観察してみる事にしました。
測定状況(昼間に撮影) この椅子の上にスライドグラスを一晩放置して 次の日に顕微鏡で観察します。 |
スマホに表示された測定値 21:13 |
測定器:RATOC Systems,Inc.
REX-BTPM25Vエアクオリティモニター
右写真の様にスマホに測定結果が表示されます。
また、測定データをダウンロードしてExcel等で処理することが出来ます。
顕微鏡:斉藤光学株式会社
SKM-S31B-PC PC Microscope X-Yステージ付
1.夜9時頃のTVOC、PM10,PM2.5測定グラフ
(スマホ画面のキャプチャー)
TVOC測定器が飽和してしまった 1,000ppb(1ppm)を越え |
PM10 上昇中 |
PM2.5 上昇中 |
2.我が家の玄関前に降り注いだ微粒子を顕微鏡で観察
柔軟剤臭が強かった2/18夜から2/19朝にかけて
PM2.5やPM10が上昇しているために、測定器を載せている椅子の上にスライドグラスを置いて、降り注ぐ微粒子を一晩捕集して顕微鏡で観測します。
倍率は光学1,000倍Xデジタルズーム3倍で3,000倍相当
今回はバックに黒いアート紙を敷いて、見え方を変えています。
破裂前 14:30:59 長径24μ |
破裂直後 14:31:07 長径16μ 中から小カプセルが上方へ飛び出ている |
観察している最中にマイクロカプセルが破裂して内容物が画面の外に飛んで行きました。
破裂前のマイクロカプセル
観察中にマイクロカプセルが破裂して、内容物が飛び散りました。
中身が飛び散ったので縮んでしまいました。
香り成分を放出してもこの様に残骸が残ります。役目を果たして消えて無くなる訳ではありません。これが問題で、環境に蓄積します。
まだ原型を留めているマイクロカプセル |
穴が開いてしまっているカプセル 中に子カプセルが見える |
内部の香料を放出して中空になったと思われる子カプセル |
カプセルの内容物 子カプセルも破裂してドーナツ状に見える |
おびただしい数の子カプセル 小さいものは直径1μかそれ以下 吸うと肺の奥深く入り込むそうです |
カプセルの残骸? |
2019年2月11日月曜日
学習用顕微鏡でマイクロカプセルを見てみる
普段は空気中にPM(微小粒子状物質)として飛散していたり繊維にくっついているマイクロカプセルの観察に借用品の「パソコン接続マイクロスコープ」という物を使用しています。
今回は学習用の顕微鏡を借用する機会が有りましたので、見えるか試してみる事にしました。但し、撮影用のアダプターが無いので、言葉でしかお伝えできませんが。
観察するサンプルは保存してある前回2/3のサンプルです。
使用した顕微鏡はVixenのSB-500というモデルでもう生産は終了しています。
接眼レンズ:10X
対物レンズ:9X,20X,30X
で総合倍率最大300倍です。
照明は下からの透過光のみで、今回の資料は両面テープの後ろに透明なカプセルを見る為に真っ黒な紙を貼って捕集しているのでそのままでは見えません。
この為、LEDライトで横から照らして観察してみました。
結果は、残念ながらマイクロカプセルは光る点にしか見えませんでした。慣れればキラキラ光りカプセルである事は分かりますが、形状が分からないと判別は難しいと思われます。
-----マイクロカプセルを見る為には---------------------
以下は「パソコン接続マイクロスコープ」で撮影した物です。使用機種はSKM-S31B-PCで斉藤光学(株)製です。製造打ち切り品ですが後継機種が出ています。
この写真は光学1,000倍をデジタルズームで更に3倍拡大して3,000倍です。
この位の倍率にすると、近くを人が歩いた位で画像がブレます。また、ピント調節ダイヤルから手を放す時に少しピントがずれてしまいます。左手でピント調節、右手でシャッター(マウスのクリック)で撮影しています。
気を付けて撮影すると、外側のカプセルから飛び出した1μ程度の小さなカプセルも見えます。解像度の限界ではっきりしませんが、更に小さいカプセルも見えます。カプセルはほとんど透明なので、バックを暗くしないと見つけるのが困難ですし、顕微鏡の明るさと感度がオートのままでは全く使い物になりません。手動で調節し、照明用LEDも最適な明るさに調節するとこの様に撮影出来ます。
柔軟剤の香りを長持ちさせるカプセルは、写真の様に数十μのカプセルの中に更に小さなカプセルを入れて、中と外のカプセルの殻の厚さを変えたり、材質を変えたりして時間差で香料が出る様に工夫しています。また、壊れた時だけでなく徐々に香料がしみだして香りを放つ材料を使用している様です。そして、香料を包んでいるカプセル剤はプラスチック、特にポリウレタンとかポリウレアが望ましいと特許に書かれています。プラスチックなので、飛び散った物は簡単には分解せず、どんどん蓄積していくと思われます。我々の肺の中にも。
今回は学習用の顕微鏡を借用する機会が有りましたので、見えるか試してみる事にしました。但し、撮影用のアダプターが無いので、言葉でしかお伝えできませんが。
観察するサンプルは保存してある前回2/3のサンプルです。
観察に使用した顕微鏡 |
使用した顕微鏡はVixenのSB-500というモデルでもう生産は終了しています。
接眼レンズ:10X
対物レンズ:9X,20X,30X
で総合倍率最大300倍です。
照明は下からの透過光のみで、今回の資料は両面テープの後ろに透明なカプセルを見る為に真っ黒な紙を貼って捕集しているのでそのままでは見えません。
この為、LEDライトで横から照らして観察してみました。
結果は、残念ながらマイクロカプセルは光る点にしか見えませんでした。慣れればキラキラ光りカプセルである事は分かりますが、形状が分からないと判別は難しいと思われます。
-----マイクロカプセルを見る為には---------------------
以下は「パソコン接続マイクロスコープ」で撮影した物です。使用機種はSKM-S31B-PCで斉藤光学(株)製です。製造打ち切り品ですが後継機種が出ています。
この写真は光学1,000倍をデジタルズームで更に3倍拡大して3,000倍です。
この位の倍率にすると、近くを人が歩いた位で画像がブレます。また、ピント調節ダイヤルから手を放す時に少しピントがずれてしまいます。左手でピント調節、右手でシャッター(マウスのクリック)で撮影しています。
気を付けて撮影すると、外側のカプセルから飛び出した1μ程度の小さなカプセルも見えます。解像度の限界ではっきりしませんが、更に小さいカプセルも見えます。カプセルはほとんど透明なので、バックを暗くしないと見つけるのが困難ですし、顕微鏡の明るさと感度がオートのままでは全く使い物になりません。手動で調節し、照明用LEDも最適な明るさに調節するとこの様に撮影出来ます。
柔軟剤の香りを長持ちさせるカプセルは、写真の様に数十μのカプセルの中に更に小さなカプセルを入れて、中と外のカプセルの殻の厚さを変えたり、材質を変えたりして時間差で香料が出る様に工夫しています。また、壊れた時だけでなく徐々に香料がしみだして香りを放つ材料を使用している様です。そして、香料を包んでいるカプセル剤はプラスチック、特にポリウレタンとかポリウレアが望ましいと特許に書かれています。プラスチックなので、飛び散った物は簡単には分解せず、どんどん蓄積していくと思われます。我々の肺の中にも。
外出で柔軟剤臭くなった衣類に付着していたマイクロカプセルの内容物
妻が女子会で行ったファミリーレストランから帰ってくると、すごい柔軟剤臭がして喉が痒くなり咳が出そうになりました。直ぐに着替えて貰い、活性炭のマスクをして治まりましたが、ズボンや上着の椅子に接していた部分が特に臭います。座面や背もたれと接していた部分です。
衣類をそのまま高倍率顕微鏡で見るのは固定しにくくピント合わせが非常に難しいのですが、どんな物がくっついているか何とか見てみます。
<ズボンの座面>
<上着の背もたれ部分>
他人から貰って繊維にくっついているのは、マイクロカプセルの原型を留めているのはほとんど見られず、その内容物や中から飛び出した数μの小カプセルが主体でした。
香りの長持ちする柔軟剤や洗剤を使用している人が椅子等に座ると、そこに多量のマイクロカプセルが付着します。そして、柔軟剤等の香りに弱い人がそこに座ると、マイクロカプセルの内容物や子カプセルが再付着することになります。
そのまま家に入ると、上の写真の様にマイクロカプセルの内容物が持ち込まれ、刺激や体温、湿気で更に崩壊して猛毒のアレルギー物質であるイソシアネートが発生するするのを実験で確認しています。
衣類をそのまま高倍率顕微鏡で見るのは固定しにくくピント合わせが非常に難しいのですが、どんな物がくっついているか何とか見てみます。
<ズボンの座面>
マイクロカプセルの内容物と中に2μ位の小カプセルが見える |
直径29μ位の小さなマイクロカプセルか? 中に2μ位の子カプセルも見える |
繊維と繊維の間にくっついたマイクロカプセルの内容物 中央右寄りにも小さなかけらが見られる |
引きずられた様な跡を残すマイクロカプセル内容物 内容物は柔らかい粘性の有る物か |
潰れたマイクロカプセルとそこから出た内容物 左上には子カプセルが1個付着 |
繊維にくっついたマイクロカプセル内容物 子カプセルは1~2μ程度 |
繊維に付着した4~6μ程度の小カプセル |
<上着の背もたれ部分>
繊維に絡みついたマイクロカプセル内容物 |
繊維に付着したマイクロカプセル内容物 |
繊維に付着したマイクロカプセル内容物 接着された様に右下の角だけでくっついている |
マイクロカプセル内容物。まるで接着剤で固定されている様に見える |
他人から貰って繊維にくっついているのは、マイクロカプセルの原型を留めているのはほとんど見られず、その内容物や中から飛び出した数μの小カプセルが主体でした。
香りの長持ちする柔軟剤や洗剤を使用している人が椅子等に座ると、そこに多量のマイクロカプセルが付着します。そして、柔軟剤等の香りに弱い人がそこに座ると、マイクロカプセルの内容物や子カプセルが再付着することになります。
そのまま家に入ると、上の写真の様にマイクロカプセルの内容物が持ち込まれ、刺激や体温、湿気で更に崩壊して猛毒のアレルギー物質であるイソシアネートが発生するするのを実験で確認しています。
2019年2月3日日曜日
外へ出ると危険:外気はマイクロカプセルだらけ
2019.02.03(日)今日は朝から晴れて気温も上がり、庭の松の手入れでもしようと考えていました。妻はシーツを洗おうかと言っていましたが、急遽中止して締め切った家の中にこもる事にしました。
朝7時頃からPM2.5の値が上がり始め、今日は危険な日になる予感がしたからです。案の定11時過ぎにはピークとなり、外へ出るとマスクをしていてもいやな臭がして、頭痛がしてきます。
また、ピークは過ぎてしまいましたが、11:25から1時間半位PM2.5を測定している所の微粒子を両面テープで捕集して顕微鏡で見てみる事にしました。
<PM2.5等の二日間測定データ>ほとんど出ない日と大量に出る日がある
・測定器は2種類を使用
N1:Dienmern 空気汚染測定器
PM10,PM2.5,PM1.0の各々が測定できる
(フィルター分離方式)
HCHOホルムアルデヒド,TVOCも測定できる
記録機能は無し
D2:NOKLEAD Hometown PM2.5測定器
PM2.5が測定できる
記録機能は無し
①ほとんど出ない日 2019年2月2日(土)
②大量に出る日 2019年2月3日(日)
・昼頃にPM10,PM2.5,PM1.0共にピークが出ている。TVOCもわずかに上昇
PM2.5の環境基準は1日平均で35㎍/㎥で、ピークではあるがこの値を越える
・夜の初めにホルムアルデヒドHCHO,TVOC共に急増する
ホルムアルデヒドの室内濃度指針値は100㎍/㎥であるが、室外でそれをはるかに超える
TVOC総揮発性有機化合物の室内濃度暫定目標値は400㎍/㎥であるが、これも室外ではるかに越えている
<2月3日ピーク直後微粒子の顕微鏡写真>
PM2.5のピークが出た2月3日の11:35から約1時間半の間、測定器近くの微粒子を捕集し顕微鏡で観測してみた。
異物は数個見られただけで、ほとんどがマイクロカプセル、中でも複合カプセル(カプセルの中にまた小さなカプセルを入れている)でした。
まだ花粉は見つかりませんでしたが、これから多くなると観測に支障が出そうです。
窓を開けたり外に出ると、これらを吸い込む事になります。
マイクロカプセルの形状が分かる 3,000倍 長径は60μ位 小さい粒々の子カプセルは数μ~1μ以下 |
中身が出きったクラゲみたいなマイクロカプセル 3,000倍 |
破裂して飛び散ったマイクロカプセル |
バラバラで中身が飛び散ったマイクロカプセル |
完全に壊れたマイクロカプセル 3,000倍 |
卵形のマイクロカプセル 3,000倍 |
中から子カプセルを飛ばして 3,000倍 |
子カプセルがくっついたままのマイクロカプセル |
マイクロカプセルどうしくっついてしまった 1,000倍 |
大きなマイクロカプセルか? 1,000倍 |
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