条件によっては注意深く観察すると、柔軟剤のマイクロカプセルが肉眼でも見えます。
最初は車のフロントガラスにくっついたマイクロカプセルです。しつこくくっついており、ウィンドウォッシャー液でも取れません。ガラスクリーナーでも良く取れません。
香料カプセルはほとんど透明で大きいものでも200μ程度のため通常は見えませんが、トンネルに入った時や、対向車のライトがフロントガラスに当っている時で、視界の方が暗いと下の写真の様に微小な点がキラキラ輝いて見えます。
また、写真の様に朝日が直接フロントガラスに当り、視界の方が日陰の時に限ってキラキラ光って見えます。
1.車のフロントガラスにくっついたマイクロカプセル(運転席から見たところ)です。
一眼レフで等倍撮影(肉眼ではもっとキラキラ光って見えます)
撮影の向きを色々変えて等倍撮影しPC上で拡大したものです。
シャッタースピードは1/200秒(5ms)ですが、流れている物も有ります。これらは激しく飛び散っていると思われます。
また、大小様々なカプセルが有りますが、大きなものはその形が分かります。ドーナツが重なり合った様な形に崩壊したものや、ばらばらに崩れたものが見られます。
2.自宅前の道路上に落ちている柔軟剤と思われるマイクロカプセル
一眼レフで等倍撮影しPC上で拡大したもの
写真一番下の←の所のように鋭い光を放っていますが、わずかに角度をずらすともう見えなくなります。←で示した以外にも沢山有りますが、分かりますでしょうか?
きれいな小さな丸い点は、子供のカプセルと思われ、あちこちに写っています。
これら個々のカプセルは大きい物では200μ程度で小さい物は1μ以下の物が見られます。 個々のカプセルが壊れて出す香料は微小でも多数のカプセルが同時に壊れるときつい柔軟剤臭になるのではないでしょうか。そして、カプセルの殻の材料にイソシアネートが含まれる時も、個々から発せられるイソシアネートはごく微量でも多数のカプセルが集まればppbレベルとなり、人に害を与えていると思われます。
また、道路にこれだけ落ちているという事は、我々が吸っている空気にもこれらのカプセルが含まれているという事です。
私は2007年に産業医から「合成香料アレルギーで微量でも症状が出る」と言われました。最近のテレビで良く宣伝されている強い臭いの長続きする柔軟仕上げ剤の人と出会うと(極端な場合は姿が見えなくてもその残り香で)、喉や気管支が痒くなり咳が出たり頭痛や体が異常にだるくなったりします。その他、視覚や聴覚にも異常が出て脳梗塞ではないかと思った事もあります。 この症状は化学物質過敏症の一種と言われており、柔軟剤以外にもいろいろな物で起こりますがまだ十分解明されていないのと周知されていないので、気がつかない方も多いのではないかと思います。私は化学や医療の専門家ではありませんが、起こった事をありのままに伝えて、同じような症状に悩んでおられる方々の理解の助けになればと思います。
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