以前、国民生活センター(静岡県環境衛生科学研究所)でテストして検出された柔軟剤の香り成分で未調査だった以下2点の情報を追加しました。以前の投稿は修正し、この2点が追加された状態で見えます。→リンク
国内のMSDSでは満足の情報が得られず、米国の U.S.Nacional Library of Medicine の TOXNET というデータベースで調べました。
柔軟剤の製品には「香料」とだけしか書いて有りませんが、香りの成分はこの2点だけを見ても、アレルギー物質や毒性の物質です。これらの濃度を上げたり、長持ちさせることにより、我々の体や環境に蓄積されて、一部の敏感な人たちにはここに書かれたような症状が出ています。私もこの中のかなりの部分の症状が現実に出ています。
国民生活センターではタオル片(5cmX5cm)の小さな試験片でテストしていますが、現実は雨上がりの日などは、ベランダ一杯の洗濯物がこれらの物質を隣近所に振りまいて、その到達距離は気象条件にもよりますが、50m先位まで臭いを感じます。
<α-ピネン>・・・TOXNETの機械翻訳です→原文へのリンク(私は専門家ではないので、正確には原文を参照して下さい)
アレルギー物質である。
吸入すると、動悸、めまい、神経障害、胸の痛み、気管支炎、腎炎の原因となる。
下痢、口や喉の痛み、腹痛、吐き気、嘔吐、経度の気道症状
時折痛みを伴う排尿、蛋白尿、血尿、尿は臭いが・・・スミレに似ている
<β-ピネン>・・・TOXNETの機械翻訳です→原文へのリンク(私は専門家ではないので、正確には原文を参照して下さい)
人の暴露量の研究で、露光チェンバー内の吸入でα-ピネン、β-ピネン、3-カレンとの間に僅かな相互作用が有る。露光中にのどや気道に不快感を経験した被験者は、気道抵抗が露光終了後に増加した。
吸入すると、動悸、めまい、神経障害、胸の痛み、気管支炎、腎炎を引き起こす可能性がある。
目、呼吸器、皮膚を刺激し、皮膚接触により感作(アレルギー)を引き起こすことがある。
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