自宅2階ベランダに椅子を置いて、その上にエアクオリティモニターを置いて5分間隔で連続測定した値をグラフにしたものです。1月から4月にかけて我が家に飛んで来る微粒子が多くなっています。
電子顕微鏡用の両面テープを置いて微粒子を収集しPCマイクロスコープで見ると、たまに花粉や砂粒と思われる物が見つかりますが、ほとんどがマイクロカプセルやその破裂した破片や内容物です。
1.積み上げグラフによるPM2.5とPM10季節変動
PM2.5の赤が表示で見える値より実際には高いのですが、うまく表示されません。データが細かすぎるせいかも知れません。PM2.5とPM10を足した包絡線の値は有っていますので、その傾向をご覧ください。
1月から4月頃に掛けて多く、2月の初めが一番多くなっています。この頃、外の臭いもひどく、我が家の周り半径100m位が柔軟剤のいやな臭いに包まれています。この頃肺炎になったり、喉をやられて声が1週間出なくなった事もあります。
なぜこの時期に微粒子が沢山飛ぶのか疑問でしたが、臭いが特にひどくなるのが雨の後で晴れた次の朝とか、ぐっと冷え込んで逆転層が起きる時で、温度の変化が関係している気がします。
5分毎に計測した温度グラフを見ると温度変化の振れ幅が微粒子の量と同じ傾向である事が分かります。なお、この温度は直射日光の当たる所で測定していますので、気温より高くなっています。
湿度もグラフにしたかったのですが、湿度計が2台共おかしくなってしまいました。恐らく湿度センサー表面にびっしりとマイクロカプセルがこびりついて正しく測定出来ない状態と推測しています。
私は2007年に産業医から「合成香料アレルギーで微量でも症状が出る」と言われました。最近のテレビで良く宣伝されている強い臭いの長続きする柔軟仕上げ剤の人と出会うと(極端な場合は姿が見えなくてもその残り香で)、喉や気管支が痒くなり咳が出たり頭痛や体が異常にだるくなったりします。その他、視覚や聴覚にも異常が出て脳梗塞ではないかと思った事もあります。 この症状は化学物質過敏症の一種と言われており、柔軟剤以外にもいろいろな物で起こりますがまだ十分解明されていないのと周知されていないので、気がつかない方も多いのではないかと思います。私は化学や医療の専門家ではありませんが、起こった事をありのままに伝えて、同じような症状に悩んでおられる方々の理解の助けになればと思います。
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