<改訂記事>
2018.08.22 イソシアネートとTVOCグラフを追加
早朝ウォーキングに出ると、我が家の北東の家脇で石鹼系の柔軟剤臭で気持ちが悪くなりました。今日は北風でイソシアネートが出る疑いが有るので急いで準備をして測ってみる事にしました。
1階の和室で窓を閉じていた時のイソシアネート測定値は0ppbでした。テープの画像でも左端の部分は反応がない事で確認出来ます。
ところが、1階と2階の窓を開いた途端にイソシアネートが家の中に入って来て、ピークでは1ppb(トルエンジイソシアネート換算)となりました。この値はACGIH(アメリカ合衆国産業衛生専門官会議)が定める許容濃度と同じ値で、この濃度以下であれば一日8時間週40時間この環境で働いてもほとんどの人は影響が出ないとされている値です。
テープ画像にも赤い丸で反応の痕跡が残っています。
ほとんどの人は影響が出ないという事は、逆に一部の人に対してはこの濃度でも影響が出る可能性が有るという事で、更に我が家はほとんど消える事無く四六時中イソシアネートにさらされているので厳しい状況です。
今日もちょっと庭仕事をしただけでひどく疲れたり、咳が出たりしました。
<イソシアネートのみのグラフ>
<イソシアネートとTVOCグラフ>
我が家の環境は窓を閉め切った状態ではTVOCが高いが、イソシアネートは検出されない。
そして、窓を開けると外気が入って来てTVOCは急激に下がり、一見きれいな空気の様に思われる。しかし、臭いを感じない(感じた時は生命の危険が有る濃度と言われている)イソシアネートがピークで1ppbも入って来る。この値は、米国の職業病予防のACGIH(アメリカ合衆国産業衛生専門官会議)の許容濃度1ppbと同じ値である。
近くに工場も無い戸建て住宅が密集している環境の我が家で、イソシアネートという職業病で問題となる猛毒のアレルギー、発がん物質が検出されるという事は大変な環境汚染である。
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